自治体、接種予約停止の動き ワクチン不足深刻化―新型コロナ 2021年07月02日07時13分 JR仙台駅近くの新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場。19日から夜間接種も始める予定=5月24日、仙台市宮城野区 新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、一部の自治体で7月の新規予約受け付けを停止・制限する動きが相次いでいる。国からの供給が不足しているためで、必要なワクチンの5割程度しか供給されないケースもある。7月から64歳以下の接種を本格化させる予定の市区町村では困惑の声が上がっている。 ワクチン接種、ペース低下へ 「10~11月完了」目標は堅持 政府は米モデルナ製ワクチンについて、職域接種などの新規受け付けを休止。ただ、自治体側が不足を訴えているのは主に米ファイザー製だ。もともと7月以降供給量が減る見込みだったことが背景にあるとみられる。 新規予約を取りやめるのは主に医療機関での個