(CNN) シリアがトルコ軍戦闘機を撃墜した問題をめぐり、シリアのアサド大統領はトルコ紙とのインタビューで遺憾の意を表し、イスラエル機との誤認だったと釈明した。 3日付のトルコ地元紙ジュムフリエトによると、アサド大統領は6月22日の撃墜について「敵国以外の航空機には望まないことだ。特にトルコ機に対しては、撃墜しなければよかったと100%言える」と述べた。 大統領はさらに「われわれの兄弟であるトルコ国民を悲しませるようなことは、私にとっても喜ばしくない。相手がイスラエル機だったら喜んでいただろう」と語った。 大統領によると、撃墜されたトルコ機が飛来したルートは、過去3回にわたり、敵対国であるイスラエルの領空侵犯に使われていた。「あの方向から来る飛行機はイスラエル機と認識されるため、敵国機としての対応が取られた。トルコ機だったことは撃墜後に知った」という。 トルコは撃墜を受けて国境の部隊を増強