医療機器に分類されるコンドームは革新的な技術につきものである規制の壁も高い ANDREW PATERSONーPHOTOGRAPHER'S CHOICE RF/GETTY IMAGES <グローバル市場の基準は大量生産から多品種少量生産へ――「非規模の経済」が寝室の常識を変える?> 自宅で恋人といい雰囲気に。服を脱ぎながら、彼女はスマートフォンに手を伸ばし、彼の股間をパシャリ。「印刷」をクリックすると、クローゼットの中の3Dプリンターからゲル製のコンドームが。ジャストサイズで、真空パックのフランクフルトソーセージみたい。2人の楽しい時間は続く......。 完全な空想の世界というわけでもない。新興のテック企業が先頭に立ち、1920年代にラテックス製コンドームの大量生産が始まって以来の「コンドーム革命」が始まっている。 クラウドコンピューティングやスマホ、人工知能(AI)、3Dプリント技術など
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