この記事のタグ: オオカミウオ / 北海道 / 国内釣行記 / 巨大魚 / 獲って食べる オホーツク海の岩礁地帯に、世にも恐ろしい貌を持つ巨大な魚が生息している。 オオカミウオ。 強大な牙と顎を持つことに由来する名である。 だが、その容貌の厳めしさは狼の比ではない。 いや、狼に限らず他のあらゆる生物を引き合いに出したとて、彼らの姿を喩えることはかなわないであろう。 …その異形と巨体に、何か特別な恐れや聖性を感じたのだろう。 北の厳しい自然に生きたアイヌの民は、畏敬の念を込めて彼らを‟チップカムイ” ――神の魚と呼んだ。 オオカミウオが暮らす知床の海。彼らはこの海域における生態系の頂点に君臨する。 体色は個体によって褐色のものと黒っぽいものとがある。 (´Д` ) 個体数の少ない魚ではないようで、オホーツクの岩礁帯では頻繁に釣り上がるという。ほかの魚を狙う釣り人は糸を切られるのを嫌って、あえ
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