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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (29)

  • ピクサー史上最悪の映画はこれに決定!新作『マイ・エレメント』の出来はひどい

    火のエレメントのエンバーと水のエレメントのウェイドの恋を観客はいまひとつ応援する気になれない DISNEY/PIXARーSLATE <ヒット確実な要素をきっちり押さえているのに、『マイ・エレメント』が恐ろしくつまらない理由> ピクサーも終わったな──。これまで何度この言葉を耳にしてきただろう。だが、その予言はいつも外れてきた。 思えば、最初からそうだった。CG制作会社だったピクサー・アニメーション・スタジオが、ディズニーの呼びかけ(と投資)で初の長編映画を製作することになったとき、脚の書き直しに費やした期間は3年。「ディズニーはとんでもない会社に投資した」とささやかれたものだ。 【動画】映画『マイ・エレメント』予告編 ところが、その結果出来上がった作品『トイ・ストーリー』(1995年)は、史上初のフルCGアニメーション映画だっただけでなく、個性豊かなキャラクターと、思わずほろりとさせるス

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    gogorou 2023/07/30
  • BBCのジャニー喜多川「性加害」報道が問う、エンタメ界の闇と日本の沈黙

    <公然の秘密ながら日の大手メディアは決して深入りしない、ジャニー喜多川の疑惑を取り上げたBBCの番組は、世界共通のエンタメ界の闇と、日社会の問題を投げかける> 東京でイギリスの新聞の特派員をしていた頃、外国から有名ジャーナリストがなだれ込んで来ては、日ではとっくに常識と思われるようなニュースを大々的「スクープ」として報じているのに驚かされた。日経済はもはや世界の先頭を走っていない! 日でもホームレスが問題化している! 日の司法制度は過酷すぎる! そしていま加わったのが──ジャニー喜多川は連続性加害者だ! イギリスで3月7日、BBCのドキュメンタリー『捕者:Jポップの隠れたスキャンダル』が放送された。ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川を取り上げたものだ。公平を期すために言うと、番組を担当した記者モビーン・アザーはこのスキャンダルを新事実として報じたわけではない。むし

    BBCのジャニー喜多川「性加害」報道が問う、エンタメ界の闇と日本の沈黙
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    gogorou 2023/03/17
  • 『シン・ウルトラマン』の55年以上前から「ウルトラマン」は社会問題を描いていた──「特撮」から見る戦後史|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <若い肉体を求める誘拐犯から、避難民のエイリアン、化学物質を過剰摂取した猿まで――。環境問題や東西冷戦、核開発、人口問題など、さまざまな現実の社会問題をウルトラマンシリーズは描いてきた> 『シン・ゴジラ』は、震災や原発、安全保障、政治システムといったさまざまな社会問題の暗喩としても読み取れる作品であった。『シン・ウルトラマン』ではどんな問題が提起されるのか気になるところだが、そもそもウルトラマンシリーズは子ども向け番組でありながら、「特撮」というフィルターを通して、現実の社会問題も描いてきた。物語を俯瞰すると、もうひとつの戦後史、昭和史が見えてくる。現在発売中のPen 6月号『ウルトラマンを見よ』特集から抜粋してお届けしよう。 【環境汚染】 第二次世界大戦後、日は科学によって急激に発展を遂げた。しかし同時に失ったものも大きい。自然環境である。アメリカでは1962年、生物学者レイチェル・カ

    『シン・ウルトラマン』の55年以上前から「ウルトラマン」は社会問題を描いていた──「特撮」から見る戦後史|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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    gogorou 2022/05/18
  • 壊れかけでも「強い絆」は確かにあった、超大作『ザ・ビートルズ』が伝える真実

    『ザ・ビートルズ』は最新の技術で修整した映像により、当時20代後半だった4人の若さを鮮やかに伝える PHOTO BY LINDA MCCARTNEY. ©2020 APPLE CORPS LTD. ALL RIGHTS RESERVED. <約8時間という超大作だからこそ『ザ・ビートルズ:Get Back』からは、時代を変えたバンドの創造性と心の機微がリアルに伝わる> 童顔の警官は、ピーター・ジャクソン監督が新作ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』に盛り込んだ伝説の1つ。20歳そこそこにしか見えないこの若者、実はビートルズ最後のアルバム制作に迫った1970年の映画『レット・イット・ビー』にも映っていた。 69年1月30日、ビートルズは自らロンドンに設立したアップル・コア社の屋上で、突如ライブを行った。『ザ・ビートルズ』も『レット・イット・ビー』も、この伝説の「ルーフトップ・

    壊れかけでも「強い絆」は確かにあった、超大作『ザ・ビートルズ』が伝える真実
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    gogorou 2021/12/25
  • ビットコイン相場で話題の「マイニング(採掘)」って何?

    ビットコインのマイニング設備(イメージ)。いったい何のためにこんな計算量が必要なのか? imaginima-iStock. <アメリカのテスラ社がビットコイン決済を中止した、それは「マイニング(採掘)」のための消費電力が大き過ぎるからだ、というニュースがどういう意味かがわかる解説> *この記事は、ニッセイ基礎研究所レポート(2021年5月31日付)からの転載です。 1――はじめに 昨年末以降、代表的な暗号資産であるビットコインが乱高下している。 足もとでは米大手電気自動車メーカーのテスラのCEO(「テクノキング」という肩書も名乗っている)であるイーロン・マスク氏による自社製品へのビットコイン決済への対応(自社製品へのビットコイン支払いを認める)とその取り下げ発言もビットコインの動きに関係しているなどと指摘がなされている。ビットコイン決済を取り下げた背景にはビットコインの「マイニング(採掘)

    ビットコイン相場で話題の「マイニング(採掘)」って何?
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    gogorou 2021/06/04
  • 百田尚樹と「つくる会」、モンスターを生み出したメディアの責任 石戸諭氏に聞く

    <大反響特集「百田尚樹現象」から1年。このほど新著『ルポ 百田尚樹現象』を上梓した石戸諭氏に聞く。安倍政権に最も近い作家・百田尚樹を生み出した平成右派運動の末路、そしてメディアの責任とは> 誌の特集「百田尚樹現象」(2019年6月4日号)から1年。筆者であるノンフィクションライターの石戸諭氏が新著『ルポ 百田尚樹現象――愛国ポピュリズムの現在地』(小学館)を上梓した。2020年の「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞した特集記事に大幅に加筆した書について、特集時に編集を担当した誌・小暮聡子が聞いた。 ――新著の刊行、おめでとうございます。校了ゲラをいただいて初めて全体を読み、驚いた。第一部は特集記事を元にしているとは聞いていたが、新たに取材して書き下ろした第二部が圧倒的に面白い。第二部が加わったことにより、第一部と合わせてまったく別の作品に生まれ変わっている。 書のタ

    百田尚樹と「つくる会」、モンスターを生み出したメディアの責任 石戸諭氏に聞く
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    gogorou 2020/08/19
  • 「文化の盗用」は何が問題で、誰なら許されるのか? あるベストセラーが巻き起こした論争

    パフォーマンスに和服?をモチーフにした衣装で登場し、炎上したケイティ・ペリー Lucy Nicholson <キム・カーダシアンの下着ブランドへの批判で日でも話題になった「文化の盗用」だが、その判断基準は明確ではない> アメリカで2020年1月に発売されてから、半年を過ぎた今でもベストセラーを続けている小説がある。メキシコから国境を越えてアメリカ移住しようとする難民の母子の物語であり、売れるのが納得できるページターナーだ。だが、それ以上にこの小説を有名にしたのは、Jeanine Cumminsという名前の白人(彼女の祖母はプエルトリコ出身のラテン系だということが後にわかった)が、メキシコからの移民について書いたことだった。 あらすじをざっと紹介しよう。 メキシコのアカプルコで書店を経営するリディアは、ジャーナリストの夫や親族と愛情たっぷりの生活を送っていた。リディアは、書店を訪れた年上

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    gogorou 2020/08/06
  • 保守がネット右翼と合体し、いなくなってしまった理由(古谷経衡)

    保守の論客として活動してきた古谷は、「内側から」自称保守やネット右翼の差別発言を臆せず批判してきた(10月1日、古谷の自宅にて撮影) HAJIME KIMURA FOR NEWSWEEK JAPAN <当初ネット右翼とは分離していた旧来の保守が、いかにして「嫌韓」に堕していったかを全て記す。誌「嫌韓の心理学」特集より> 今では信じられないことだが、冷戦時代の日の保守は韓国に対して極めて好意的であった。朝鮮半島は38度線で南北に分断され(むろん、これは現在でも変わらない)、共産主義の脅威がソウルからわずか数十キロ地点まで押し寄せていた時代、保守は「反共」というただ一点のみにおいて韓国を同志として見なした。 この時期に大手を振っていたのが「釜山赤旗論」。韓国南端の釜山市が共産主義者の手に落ちると日土もいよいよ危ないという認識のことで、韓国はそれを防ぐ「反共の同志」として認識されていた。

    保守がネット右翼と合体し、いなくなってしまった理由(古谷経衡)
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    gogorou 2019/10/13
  • ビットコインはこうしてビットコインになった......消えた創設者、チェーン上の埋蔵金、意志を継ぐ者たち

    ビットコインはこうしてビットコインになった......消えた創設者、チェーン上の埋蔵金、意志を継ぐ者たち ビットコインの作り方 暗号通貨を理解する第一歩として、その代表格であるビットコインの技術的な側面と経済的な位置付けを俯瞰していこう。2008年にSatoshi Nakamotoはビットコインに関する論文を発表し、2009年にはソフトウェアをリリースしている。その後、Nakamotoは姿を消し、それ以降はビットコインの思想に共鳴した有志の開発者によって開発が続けられている。 ビットコインは平均して10分毎に新しいビットコインが採掘(マイニング)される仕組みになっているが、そのビットコインを受け取るのは開発者ではなく採掘の作業を行ったマイナーなので、開発者たちはビットコインプロトコルそのものから給与に類するものを受け取っているわけではない。ビットコインはオープンソースであり、初期の開発はボ

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    gogorou 2019/08/21
  • 生誕65周年、ゴジラの顔はこんなに変わってきた(写真15点)

    『ゴジラ』。怒りを背負った存在であり、まさに恐怖の対象である。どこから見ても睨んでいるような目が印象的。 © 1954 TOHO CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED. <現在、ハリウッド版ゴジラの最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が公開されているゴジラだが、1954年に誕生して以来、ゴジラは常にそのスタイルを変化させ続けてきた。時代により移り変わる、その面構えの秘密とは?> 1期:恐怖の怪獣から対決の時代、そしてファミリー路線へ。 最初の着ぐるみは粘土状のゴムを窯で焼いて制作し、口も可動しないものだったが、"勢い"というものは時に奇跡を起こす。製作期間がタイトだった『ゴジラ』は高い撮影技術も相まって、生物を凌駕するが、きわめて生物的な「怪獣」を世界で初めて映像化した。

    生誕65周年、ゴジラの顔はこんなに変わってきた(写真15点)
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    gogorou 2019/06/23
  • データで読み解くケント・ギルバート本の読者層 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <50万部超というケント・ギルバートの著書の売れ方は「ほかのと違う」。購入者の年齢層と立地の数値に表れた謎を追う> ※この記事は誌10/30号「ケント・ギルバート現象」特集より。ケント・ギルバートはなぜ売れっ子になれたのか? 読者は「ネトウヨ」なのか? 人にもインタビューし、言論界を席巻する「ケント」現象の深層、さらにはデータから読者層の謎を読み解いた。 新書ノンフィクションの2017年ベストセラー第1位の座を獲得したのは、ケント・ギルバート著『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社、以下『儒教』)だった(出版取次最大手・日出版販売調べ)。稿では内容面に関する論評については対象としない。筆者が興味を持っているのはただ一点、「ギルバートのの読者は誰なのか?」だ。 というのも、電子書籍版を含めて51万部を超えるベストセラーともなれば、周囲に一人ぐらいは読んだ人がいそうなも

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    gogorou 2018/10/30
  • ネットフリックスで傑作『サイコ』は見られない

    <動画配信とオリジナルコンテンツ製作の偏重で映画史に残る傑作を見るチャンスが失われている> ネットフリックスの共同設立者でCEOのリード・ヘイスティングスが生まれた1960年、映画界は「豊作」だった。 サスペンス系ホラー映画の原点になったアルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』。ビリー・ワイルダー監督のコメディーの傑作『アパートの鍵貸します』。スタンリー・キューブリック監督の史劇『スパルタカス』。いずれも60年の作品だ。 ところが、ネットフリックスの世界にこの年は存在しない。61年と59年の映画なら1作ずつ配信しているが、60年の映画はゼロ。おまけに名監督のヒッチコック、セルジオ・レオーネ、フランソワ・トリュフォーの作品も全く見られない。 ネットフリックスの旧作映画のセレクションは実にひどい。9月の時点で視聴可能な70年以前の映画はわずか43作。50年以前にさかのぼると、25作に満たない

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    gogorou 2017/10/19
  • 大物プロデューサーのセクハラ騒動と、ハリウッド文芸映画の衰退

    98年に『恋におちたシェイクスピア』の試写会で女優のグウィネス・パルトロウ、当時のファーストレディーのヒラリー・クリントンと共に写真におさまるハービー・ワインスタイン(左) Peter Morgan-REUTERS <多くの文芸作品を製作した大物プロデューサーが長年に渡って女優らにセクハラを繰り返していたスキャンダルは、文芸映画が衰退するハリウッドの現状と重なる> ハリウッドの大物映画プロデューサー、ハービー・ワインスタインが過去30年近くにわたって、多くの女優などにセクハラを行っていた事件は、アメリカ社会に大きな衝撃を与えています。ここへ来てアンジェリーナ・ジョリー、グウィネス・パルトロウなど超大物からも告発されたり、女性を脅している際の会話録音が暴露されたり、一気に大スキャンダルに発展しているからです。 事態を受けてワインスタインは、自分が共同創業者の1人である「ワインスタイン&カンパ

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    gogorou 2017/10/12
  • アカデミー賞で注目、虐殺の犯人が自演する衝撃作

    Indonesia's Darkest Secret インドネシアの悲劇を前代未聞の手法で描き出すドキュメンタリー『アクト・オブ・キリング』 今年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門に『アクト・オブ・キリング』がノミネートされたのは当然だろう。 この映画は、インドネシア現代史最大の暗部を暴いた衝撃作だ。冷戦期に起きた多くの事件の中でもとりわけ悲惨でありながら、あまり知られていない大虐殺をテーマにしている(日公開は4月)。 監督はジョシュア・オッペンハイマー、製作総指揮に映画監督のエロール・モリスとウェルナー・ヘルツォークが名を連ね、壮大な構想の下に作られた。 テーマは、インドネシアでクーデター未遂後の65〜66年に軍部の支援を受けて行われた大虐殺。登場する男たちは、大虐殺に加担したことをなぜか自慢げに語る。クーデター未遂後に、いわゆるチンピラから虐殺の実行部隊を率いる立場になった人々

    アカデミー賞で注目、虐殺の犯人が自演する衝撃作
  • スピルバーグ最新作『リンカーン』のストーリーはどうしてシンプルなのか?

    PLOに対するイスラエルの報復テロを告発した『ミュンヘン』(2005年)を制作するというリスクを冒したスティーブン・スピルバーグ監督は、この『ミュンヘン』での「政治的コスト」を支払うかのように、シリアスなドラマの演出には空白期間を置いていたようです。 今回、7年ぶりに真剣な政治ドラマの世界に戻ってきたそのスピルバーグ監督の『リンカーン』は、久々にスピルバーグの「健在ぶり」を見せつけたということも含めて、大変な高評価を受けています。興行的にも大ヒットと言ってよく、現時点での売上は1億7600万ドル(約163億円)と歴史ドラマとしては例外的な成功を収め、今週末、2月24日に発表されるオスカーの作品賞にも有力視されています。 それにしても、素晴らしい仕上がりの作品です。ヤヌス・カミンスキーのカメラはデジタルの後処理も含めて、スピルバーグ作品の中でも最高に「いい絵」を作っていますし、何より主演のリ

  • グーグルのシュミット会長は何のために北朝鮮に行ったのか?

    国務省が「行くな」と言ったのに行ったというのですが、これは一種のカモフラージュだと思います。グーグルのシュミット会長の北朝鮮訪問という「事件」は、オバマ政権の意図を代理したものであると考えるのが自然です。 このシュミットという人物ですが、1980年代にアップルが「ビジネス能力のある経営者」として外部から招聘したジョン・スカリーの存在と比較されることが多いようです。アップルの場合は、その後スカリーは創業者のスティーブ・ジョブズと対立して、ジョブズを追放してしまいました。ですが、その後にジョブズはアップルを奪い返して、世界一のIT企業に育て上げたわけです。 グーグルの場合も、セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジという若い創業者が、会社の規模が大きくなるにつれて経営のプロが必要となりシュミットを雇った、だが近年はペイジの権力が増大するにつれてシュミットとの溝が生まれ、結果的にペイジがCEOを座を奪っ

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    gogorou 2013/01/12
  • 従軍慰安婦問題、いわゆる「河野談話」の訂正は可能か?

    安倍政権がいわゆる従軍慰安婦問題に関して、「軍の強制連行があった」とする「河野談話」を見直すかもしれないという報道に関しては、韓国だけでなくアメリカの政界やジャーナリズムによる関心も高まっています。 この問題に関する事実関係に関しては、私は池田信夫氏が様々な史料を参照しながら丹念に調査を続けて来た結論、つまり「軍による強制連行はなかった」という立場を取ります。 では、問題になっている河野談話を訂正すればいいと考えるのかというと、こちらはそうは簡単ではないと考えます。この点に関しては、日の政界や世論には根的な誤解があり、注意深い議論をしないと、日の国益を大きく損なう危険があるからです。 誤解というのは、「軍による強制連行はなかった」という訂正に成功したとしても、全く「日の名誉回復にはならない」ということです。一言で言えば「強制連行はしなかったが、管理売春目的の人身売買は行なっていた」

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    gogorou 2013/01/07
  • 中国ナルシスト愛国心の暴走

    仕組まれた怒り 中国の市民は自分たちの主張が正しいと信じて疑わない(9月18日、四川省成都市) Jason Lee-Reuters 東シナ海に浮かぶ5つの島と3つの岩礁から成る尖閣諸島。その領有権をめぐる日中間の対立が再び先鋭化したのは8月半ばのこと。中国各地では反日デモが起き、メディアやネット上には政府が領土防衛にもっと力を入れ、日の「不法占拠」に対抗するべきだという声が高まった。 中国ではこれに先立ち、南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の領有権問題でも、政府にもっと厳しい態度を求める世論が高まった。その声に応えるように、中国政府は武力行使以外のあらゆる手段を駆使して東南アジア関係諸国に揺さぶりをかけた。 ある時は軍事関連施設の設置を検討すると発表し、またある時は経済制裁をちらつかせ、石油開発にも乗り出した。関係諸国は今のところ有効な対抗手段を取れていない。ASEAN(東南アジア諸国連

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    gogorou 2012/09/26
  • 特集:暴走する韓国

    Newsbeast Internationalist Japan 首相と面会した市民運動家の現実離れ度 Russia Wto加盟で始まるロシア大改革への道 Ethiopia エチオピア首相急死で揺れる東アフリカ South Africa 南アとイスラエルが産地表示でにらみ合い Japan 尖閣問題はもはや棚上げできない Syria 「最後の一線」にオバマが軍事介入宣言 Asia China 重慶事件の不公平判決にネットが猛反発 Burma ビルマ検閲廃止でも言論の自由には程遠く U.S. Affairs 肉牛の餌にアメ、その甘過ぎる皮算用 「レイプ妄言」で共和党ピンチ Business 住宅市場の回復、今度は物? Poeple ヘンリー王子、全裸写真の「被害者」 FEATURES 環境 メコン川開発強行の代償は 北朝鮮 外交官が見た北のリアルな日常 イタリア 「エコマフィア」が増殖中 企

    特集:暴走する韓国
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    gogorou 2012/08/30
  • 2016年──オバマ破壊の旅?

    '2016': A Slick Pitch to the Anti-Obama Faithful オバマはアメリカを破壊する白人差別のムスリム共産主義者──過激なのに説得力もあるこの映画は、反オバマの新たな攻撃材料になる 『2016──オバマのアメリカ』という映画をご存知だろうか。私はほんの24時間前、米共和党全国大会に出席していた俳優のジョン・ボイトから初めてこの映画のことを聞かされた。 「あらゆる人が『2016』を観るべきだ」と、ボイトは言った。「ただの党利党略映画じゃない。これは真実そのものなんだ」 この映画を監督したディネシュ・デスーザが訴える「真実」はシンプルだ。オバマはケニア人の父から受け継いだ反植民地主義的で反資主義的で反キリスト教的な「夢」のために、アメリカを破壊しようと突き進んでいる──。 デスーザはニューヨークのキリスト教の大学キングス・カレッジの学長。オバマ批判で知

    2016年──オバマ破壊の旅?