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2007年7月16日のブックマーク (9件)

  • 『第11軍通信隊』 - Apeman’s diary

    古書店で見つけた従軍記。著者は元陸軍大尉の久保村正治氏、タイトルが示す通り、高等工業高校を卒業して入営、甲幹として陸軍通信学校を卒業、野戦電信第9中隊の将校として一号作戦他に参加した経歴の持ち主。戦争の裏方である通信部隊の従軍記だが、目次をみると「ジュネーブ条約」と題した一節があるので買ってみた。以下、目についたところをばご紹介。 電信連隊と異なり、野電中隊には現役兵の入営がなく、兵員の計画的交代が行われなかった。そのため、日中戦争が始まったときから除隊することなく軍隊生活をつづけ、昭和十七年には六年兵とよばれる信じられないような古参兵がおり、この古参兵を杭州湾組と称した。 (31ページ) 杭州湾? ということで『南京戦史資料集』を見ると、なるほど第十軍の通信隊の中に野戦電信第9中隊の名前がある。この年(昭和17年)の7月にはじめて格的な補充交代要員が派遣されたという。 (…)また、現役

    『第11軍通信隊』 - Apeman’s diary
  • イラン暴動の原因は安過ぎるガソリン価格(?) - *minx* [macska dot org in exile]

    普段あんまり取り上げるタイプの話題じゃないんだけど、イランのガソリン問題について。 イラン石油省は27日から、約800万台の国内全車両を対象に、私有の普通車で1カ月に100リットルが上限などとする配給制を実施した。産油国での配給制は異例で、イランでは80年代のイラン・イラク戦争以来だ。発表は実施の1時間半前で、首都のガソリンスタンドには数キロの列ができ、怒った市民が5カ所で放火。治安警察が多数出動する騒ぎとなった。 asahi.com : 産油国イラン、ガソリン配給制に 混乱、首都で暴動も そもそもの問題は、明らかに政府が決定したガソリンの価格が常識はずれに低過ぎること(そして、そのために消費者の動機形成が歪んでいること)じゃないかと思う。上記リンク先からさらに引用すると、 石油輸出国機構(OPEC)第2位の産油国イランでは私有車の増加にガソリン精製所増設が追いつかず、1日7800万リット

    イラン暴動の原因は安過ぎるガソリン価格(?) - *minx* [macska dot org in exile]
  • 牛肉拉麺をめぐる闘い - 梶ピエールのブログ

    中国のポップカルチャーを研究している方のブログでつぎのような記述を見つけた。 ここしばらく、中国で話題になってるのが、牛肉拉麺です。牛肉出汁の胡椒のたっぷりきいた透明スープに、細めの延ばした麺のアレです。甘粛の省会・蘭州が場で、中国全国何処でも、蘭州牛肉拉麺の看板を目にしないところはないほど、メジャーな小喫ですね。 それが、ここのところ、大論争になっています。といっても、話題の品安全性問題ではありません(笑)。値段の問題です。 蘭州市内の牛肉拉麺が、肉・油などの価格高騰のあおりをくって、もともと2.5元くらいだったのが6月に5元くらいまで価格上昇、そこで蘭州市政府がおふれを出して、市内の牛肉拉麺の上限価格を一杯2.5元に設定しちゃった、ってことのようです。蘭州人にとって拉麺は特殊な意味を持ち、かつ低所得層を保護するために必要な政策なんだとか。 こりゃ面白そうだと思って早速調べたら確かに

    牛肉拉麺をめぐる闘い - 梶ピエールのブログ
  • リベラシオンの安倍晋三評価 - 内田樹の研究室

    今度の選挙は自民党大敗という予想のようである。 私もそうなるだろうと思う。 もう安倍晋三の顔は見飽きた、というのが国民多数の実感であろう。 安倍首相の失点は年金とか事務所費とか内政の不手際ばかり責められるが、無能力が露呈したのはむしろ外交の方である。 就任後にアメリカ訪問してブッシュ大統領と会ったけれど、そのエネルギーのほとんどは自分が火を点けた従軍慰安婦問題の「火消し」に費やされた。 でも、下院外交委員会でホンダ議員の従軍慰安婦問題についての日政府の謝罪要求決議は首相訪米直後に通ってしまったから、首相の訪米成果はほとんどゼロだったことになる。 アジア外交についても評価は高くない。 この件についての『リベラシオン』の記事はこんなふうに始まっている。 「日の安倍晋三首相は彼の前任者である小泉純一郎(彼は五年にわたって中国にとって『好ましからざる人物』(persona non grata)

    gohshi
    gohshi 2007/07/16
    コメ欄、アメリカ人宗教学者が流暢な日本語でリベラシオンと内田先生へ当てこすり。
  • 実名とハンドル名の狭間における確執纏め - 適宜覚書はてな異本

    エントリでは、実名・ハンドル名(顕名、匿名含む)間での確執に関する記事を収集追記する。(適宜覚書はてな - 匿名論を洗うと芋蔓式にあれこれ出てくるなでも別途収集したが、分類を行っていない。吸収出来るものは、こちらに纏める)各項の表題は自分の解釈による恣意的表題をつけるが、不適当の場合ご指摘頂きたい。また、分類の都合から内容を固定せず必要に応じ編集することになる見込みである。(とりあえず順不同、大枠で纏めるが、そのままだと自分も分からなくなるので) 実名のメリット Latest topics > 匿名志向の文化のせいで被害が拡大したということはないだろうか - outsider reflex 日の匿名志向偏重はずけずけと面と向かって物を言うことを回避する風土、国民性によるものという仮説 歌田明弘の『地球村の事件簿』: 日のネットが匿名志向の強いその理由 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    gohshi
    gohshi 2007/07/16
    実名匿名論リンク集
  • 匿名論を洗うと芋蔓式にあれこれ出てくるな - 適宜覚書はてな異本

    匿名論はWeb上ではとてもポピュラーな議論で、賛否両論は大きく派を分け互いに譲ることは無い。にしてもほんと色々あるね。面白そうと思う前にウンザリするくらい。 実名か匿名かの境界は、アイデンティティがあるかどうか - nikkeibp.jp - from ガ島通信 メディア崩壊の現場を歩く違うのは、その識別子の有効範囲という切り口は自分も独自に思いついて「この独自性なら丼飯三杯はいける」と思ったら既出だったwww。 すちゃらかな日常 松岡美樹 匿名の心理、実名の心理〜暴言の抑止力になるものは? ekken♂ : 自覚のない荒らしにとって「黒木ルール」は全く非力です 歌田明弘の『地球村の事件簿』: 日のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか 歌田明弘の『地球村の事件簿』: アメリカは超実名社会なのか? CNET Japan Blog - 近藤淳也の新ネットコミュニティ論:匿名でいられる権利 煩

    gohshi
    gohshi 2007/07/16
    実名匿名論のリンク
  • 小倉弁護士の「共通IDシステム」をテキトーに考えた:ekken

    多くのネット利用者に失笑された小倉さん(la_causette他)の「共通IDシステム」ですけど、実の所、僕はこの考え方について部分的に賛同しているのです。 「共通IDシステム」というのは、ネット上で発言する際、予め信頼のできる機関によって登録・管理されたIDが必要で、法的責任を伴うような発言を遮断しよう、というもの(かなり意訳)だと思うのですが、確かに、これにより過剰に攻撃的なコメントは排除されるでしょう。 ただし、このシステムはあまりに非現実的。 ネットは日国内のみで利用されているものではないし、このシステムが世界的に受け入れられるものだとは到底思えません。もちろん日国内のみで導入されても良いのですが、海外から情報発信している日人ネットユーザー、あるいは親日外国人ネットユーザーが置き去りになってしまいます。しかも国内での制限をした所で、悪質なユーザーはいとも簡単にその制限を潜り抜

  • 新しくなった Nisus Writer Pro [Mac OS X]

    むかしむかし、Mac OS X 以前の時代に大学の学術情報処理センターに入っていたマックで使っていたワープロソフト、それが Nisus Writer (ナイサス・ライター)でした。 Mac OS X 時代になって、ずいぶんと使い勝手が悪くなったのでついぞ忘れていたのですが、最近になってやっと生まれ変わった Nisus Writer Pro が発表されて、各方面から評判の声が入ってきました。 さっそくダウンロードして使ってみたところ、なんとも懐かしい昔ながらの Nisus Writer なのですが、Mac OS X 時代にきちんと対応した、見事な作りのアプリケーションに進化していました。いくつか特筆すべき点をまとめておきます。 メニューは日語化されていませんが、日語の扱いは完全にできます。PowerFind でもちゃんと日語を高速に検索、置換できました。 とても高速にさくさくと動きます

    新しくなった Nisus Writer Pro [Mac OS X]
    gohshi
    gohshi 2007/07/16
  • もしも地球から人類が突然消え去ったら……「The World Without Us」:Garbagenews.com

    2007年07月15日 12:00 最近色々と面白い話を提供してくれるのでよく巡回しているイギリスのサイト【Daily Mail】で、少々衝撃的な画像を見つけた。その記事のタイトルは【「How the world would thrive without mankind」】。世界は人類無しでどのように繁栄していくのだろうか、という意味のタイトルがつけられたその記事には、どこまでも続くアマゾンのような森林の中に、無秩序に未来的な、そして無数のツタが絡まっている人工建造物がそそり立つ写真が掲載されている。 ざっと読みしてみると、これは7月5日に発売された『The World Without Us(英語)』という書籍の評論文だった。タイトル通り「ヴィールスなど突発的な原因で地球上から突然人類がいなくなったらどうなるのか」ということを検証したもので、思考ゲーム的なところもあるが同時に非常に興味深い