タグ

ブックマーク / macska.hatenadiary.org (23)

  • 米軍の早期撤退を望みつつも、イラクから今すぐ米軍が出て行くのが許されない理由と同じ。 - *minx* [macska dot org in exile]

    過去エントリ「『在日はみな朝鮮系、韓国系日人』になるために」から派生して、バジル二世さんのブログで続いている論点の続き。 簡単に経緯をまとめると、わたしが「朝鮮半島出身者の日国籍を日政府が一方的に剥奪したことに対して謝罪すべき」と書いたことに対して、Josef さんが「『「謝罪』なんてのは論外で、解決を遠ざけるだけ」としたうえで、希望者には国籍を復活させるのが望ましい、と書いている。バジル二世さんも、日政府が国際法上の義務を怠ったのであれば謝罪すべきだが、そうではなければ謝罪すべきではない、と書いている。 また、わたしが「日が一方的に国籍を剥奪した」と書いたことについて、Josef さんは「一方的剥奪」とは言えない、という立場から、朝鮮半島出身者にとってはそもそも「日人」とされたことが屈辱的であり、戦後日国籍から「解放された」というのが正しい、と書いている。 Josef さん

    米軍の早期撤退を望みつつも、イラクから今すぐ米軍が出て行くのが許されない理由と同じ。 - *minx* [macska dot org in exile]
  • 変なやりとり - *minx* [macska dot org in exile]

    ここのところ、自分のブログエントリを書く余裕がないかわりに、他の人のブログのコメント欄でおかしなやり取りに関わってしまうことが二件あった。 まずは、レレレのお兄様こと双風舎・谷川社長のブログ。同社の新刊『子殺しを語る』(坂東眞砂子著)に関連して、同じく双風舎から『若者を見殺しにする国』を出している赤木智弘さんがコメントしたことを受けて、谷川さんがこう書いていた。 さて、拙ブログへのコメントをありがとうございました。おそらく、赤木さんの言説に対する批判や反発は、「論座」においてサヨクのみなさんがおこなったように、また「子殺し」に批判・反発した人たちのように、その根っ子には文章を読んで抱いた読者の「不快」さがあるんだと思います。 ようするに、批判する側からいうと、「理屈じゃないんだよ」っていう話なんですよね。たしかに、私自身にも理屈を抜きにして「不快」になる言説や出来事はけっこうある。でも

    変なやりとり - *minx* [macska dot org in exile]
  • 「在日はみな朝鮮系、韓国系日本人」になるために - *minx* [macska dot org in exile]

    先日も紹介したけれど、id:k3alt さんのブログがとても興味深い。内容もそうだし、形は違うけれどもわたしもアイデンティティが自明でない状況で生きてきたので、いろいろ感じることがある。で、今回はエントリ「日人って何だろう」にコメント。 僕個人の考えとしては、在日はみな朝鮮系、韓国系日人となるべきだと思う。抵抗を示す在日コリアンもいるだろうが、民族と国籍の同一視を止めればいい。それは日社会にも言えることだ。日人と言えば民族的にも国籍的にも日人であると言うニュアンスや捉え方は改めるべきで、国籍が日人でも民族が違う○○系日人という存在を許容する必要がある。許容するってのは、○○系ってだけで差別しないことだ。 そうなるためには帰化条件を大幅に緩和するか、出生地主義を取り入れるのがいい。特永所持者は帰化を届出制にしてもいいんじゃないかな。日が乗っ取られる!とか言っちゃってる人、大丈

    「在日はみな朝鮮系、韓国系日本人」になるために - *minx* [macska dot org in exile]
  • 在日コリアンの国籍剥奪を韓国政府の責任とする議論について - *minx* [macska dot org in exile]

    エントリ「『在日はみな朝鮮系、韓国系日人』になるために」への screw さんのコメントにお応えします。 screw 2009/05/07 16:24 日政府が謝罪しなければいけないこと、それは、終戦後、それまで日国籍を持っていた朝鮮半島出身者の国籍を、かれら一人一人の同意なく一方的に奪い取ったことだ。 「在日はみな朝鮮系、韓国系日人」になるために - *minx* 日は敗戦し1952年までGHQの占領下で国家としての独立を失っていた。一方、朝鮮半島では1948年に相次いで大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国が樹立、50年には朝鮮戦争が始まった。その前年の1949年10月7日、駐日大韓民国代表部はマッカーサー連合国司令官に「 在日韓国人の法的地位に関する見解 」を伝え、在日大韓民国国民の国籍は母国の韓国であり、日国籍は完全に離脱したと宣言したのだ。日国籍を離脱、つまり捨てさせたの

    在日コリアンの国籍剥奪を韓国政府の責任とする議論について - *minx* [macska dot org in exile]
  • どうでもいい米国憲法学トリビア - *minx* [macska dot org in exile]

    「押して、押して、押し倒されろ!」のゆうさんが、首都ワシントンDCにおいて同性婚を禁止するために米国下院で提出された法案について紹介している。 提出されたのは、「婚姻を男女間のものに限る」という法案であり、基的に同性婚を禁止するもの。 (...) ところが、最近各州で同性婚を認める州が増え、ワシントンDC地区も、協議会にて他の地域で認められた同性婚を認めるという方針を決めた。(...) ところが、議会による今回の法案提出はこのワシントンDC地区協議会の決定を覆し、同性婚容認への流れを阻止しようとするもの。 ワシントンDCは、同性婚を禁止するのか!? ワシントンDCは州ではなく連邦直轄の特別区なので、州よりも権限が小さく、連邦議会の干渉を強く受ける。そのため、地元の協議会が同性婚を容認しようとしても、連邦議会がそれを禁止してしまえば何もできない。このような弱い立場にDCの住民が置かれている

    どうでもいい米国憲法学トリビア - *minx* [macska dot org in exile]
  • ブクマコメント回答2:「比べるもののないような悪」を比較対象とすることについて - *minx* [macska dot org in exile]

    ついでに(って言うと悪いか)他の方のブクマコメントにもお応えしちゃいます。 2008年09月09日 esbee 山形浩生, 興味深い NGOや弁護士の売名に利用されてる、という批判かも。実際現地を度々訪れたりポル・ポト訳してる山形氏なら事情に通じてるだろうし。/際限なく追及することに否定的な理由ってなんだろうか。教えてほしい 稲葉さんも言ってたけど、何か報道されていない事情を知っているなら、それを書いて欲しいところ。でもあの文章を読む限り、カンボジアを出国する直前にニュースで見た、というだけの気がするけど。 「クメール・ルージュの犯罪を際限なく追求することに否定的な理由」は、あれだけ内戦が続いた国であらゆる戦争犯罪や人権侵害の責任を追求すると、国民がお互いに過去を暴き立てて対立することになり、せっかくの平和がかえって崩れてしまうのではないか、ということ。わたし自身はカンボジアの現状について

    ブクマコメント回答2:「比べるもののないような悪」を比較対象とすることについて - *minx* [macska dot org in exile]
    gohshi
    gohshi 2008/09/11
    "山形さんは最近ポル・ポトについての本を訳した関係か、どんな話でも「それはポル・ポトと同様だ」という批判に結びつけて叩くということをやっていて"
  • ブクマコメント回答1:トランスセクシュアルの人に対する表記 - *minx* [macska dot org in exile]

    ブクマコメントの wiseler さんと shinichiroinaba さんにお応え。 2008年09月10日 wiseler "女性として生きようとしたために投獄・レイプされ「男性として」結婚することを強要された人のことを「彼」と表現すること" え、英語なのにがんばってs/he, this personって書いてあるじゃん。一箇所heなだけじゃない? 2008年09月10日 shinichiroinaba たしかにこの点についてはmacskaさんの言うことこそが尤もに見える。それとも何かもう少し背景があるの?/wiselerさんの指摘はその通りかと。 まず wiseler さんは「一箇所 he なだけ」と言うけど、これは事実として違う。「もちろん彼は辛い思いをしただろう of course, he had a hard time」という部分のほかに、弁護士が自画自賛している、という部分

    ブクマコメント回答1:トランスセクシュアルの人に対する表記 - *minx* [macska dot org in exile]
  • クメール・ルージュ裁判におけるトランスセクシュアル被害者の告発 - *minx* [macska dot org in exile]

    山形浩生さんが、カンボジアで現在国連の協力によって行なわれているクメール・ルージュの犯罪に対する裁判に関連して、次のようなコメントを書いている。日語サイトなのに英語で書かれているのは、おそらく出先からの書き込みで日本語入力ができない環境にいるのだろう。 Right before I left, one of the headlines was about this trans-sexual. S/He was caught, tortured and raped and then was forced to marry a woman. So, s/he is appealing to the court, and his lawyers are self-congratulating themselves because "this is the first case on KR ge

    クメール・ルージュ裁判におけるトランスセクシュアル被害者の告発 - *minx* [macska dot org in exile]
    gohshi
    gohshi 2008/09/09
    元々ナチュラルかつ意図的に釣りをちりばめた文を書く人ではあったが…うーん
  • 修辞的疑問と、論法の誠実さ - *minx* [macska dot org in exile]

    ちょっと前のエントリのコメント欄で起きたやり取りについて、id:takoponsさんがコメントを書いている。(追記:お名前を間違えていたので、訂正しました。ごめんなさい。) 私は直前のコメントで、『1つ、確認させてください。macskaさんは、「takoponsは不誠実で失礼な人間である」ということにしておきたいのでしょうか?』と質問しました。この質問に対するmacskaさんからの回答を待って、その後の議論に応じようとしていた可能性は考えられなかったのでしょうか? http://d.hatena.ne.jp/takopons/20080805/1217872800 そうした可能性は考えられませんでした。わたしは、あなたの論法が不誠実だと言っているのに、「いや、自分は自分なりに誠実に議論をしているつもりで、不誠実なつもりはない」と弁解もせずに、「あなたはそういうことにしておきたいのですか?」

    修辞的疑問と、論法の誠実さ - *minx* [macska dot org in exile]
    gohshi
    gohshi 2008/08/05
    "もし「神は本当は存在しないよね」と全員が思ったら、「神の機能」は失われます" 日本の場合ひょっとしたらこれ成り立たないかもしれない。日本人が信仰してるのは「神」ではないのかも
  • クリントンを支持する狂信フェミニストのその後 - *minx* [macska dot org in exile]

    家エントリ『オバマを支援する麻薬ギャング vs. クリントンを支持する狂信フェミニスト』で取り上げたクリントン支持派のフェミニストと1ヶ月振りに再会した。 彼女は政治をちゃんと分かっているので、クリントンの敗北は残念だと思いつつ、オバマ憎しの感情から共和党のマケインを支持するようなことはなかったのだけれど、いまだに「民主党全国委員会はクリントンが女性だからとはじめから信用していなかった」とか「総得票ではクリントンが勝っていた」みたいに言っていた。 でも実際に選挙がはじまってオバマが勝利を重ねるまでは、民主党全国委員会を含めた民主党の政治のプロはみんなクリントン支持者だったし、「クリントンの勝利は誰にも止められない」「オバマは一勝もできずに惨敗するだろう」という意見が当たり前のようにメディアをにぎわせていた。オバマを内心で支持していた特別代議員たちすら、それを表明してあとで大統領となったク

    クリントンを支持する狂信フェミニストのその後 - *minx* [macska dot org in exile]
  • 自分は大統領と同じなんだ、と言えることのすごさ - *minx* [macska dot org in exile]

    以前から取り上げている友人の子(現在5歳)の話。こことここ参照。 わたしとの関係をもうちょっと詳しく書いておくと、実際にはわたしの親友なのはこの子の祖母で、彼女はわたしより一回り以上年上なのだけれど、10年近い付き合いをしている。いまわたしが住んでいるのは、彼女の持ち家(ていうかサブプライムローンで今苦しんでいるところなのだけれど)の一部分で、内部的には繋がっていて一つのベッドルームみたいな感じなのだけれど、独自のドア、トイレ&バス、キッチンを持つひとつのアパートみたいな感じにもなっている。 彼女がこの家を買ってわたしがここに移り住んだのは2年ほど前なのだけれど、その時ハウスメートだったのが彼女の娘であり、問題の子どもの母親でもある女性。年齢的にはわたしは母娘の間で、どちらかというと娘の方に近いので友人付き合いしている。現在娘は近くの別のアパートに住んでおり、子どもは両方の家を行き来しなが

    自分は大統領と同じなんだ、と言えることのすごさ - *minx* [macska dot org in exile]
  • 全米女性機構の話してたところだけど - *minx* [macska dot org in exile]

    うげー。 Senator Ted Kennedy Betrays Women by Not Standing for Hillary Clinton for President; Ultimate Betrayal Felt by Women Everywhere FOR IMMEDIATE RELEASE JANUARY 28, 2008 CONTACT: National Organization for Women - New York State Marcia Pappas, 518-452-3944 - 518-469-2661 info@nownys.org ALBANY, NY -- January 28 -- Women have just experienced the ultimate betrayal. Senator Kennedy's endorsement of

    全米女性機構の話してたところだけど - *minx* [macska dot org in exile]
  • トンデモ保守メディアとその信者はどの国も同じ、という例 - *minx* [macska dot org in exile]

    以前エントリ「クォリティーフェミニズムってなんだよ」でブログ「苺畑より」に出てきた間違いを軽く指摘したけど、その苺畑カカシさんから(間違いは認めつつ)反応をいただいた。 幸いなことに私の間違いを親切に指摘して下さった*minx* [macska dot org in exile]というブログがある。このブログ経営者のmasckaさんという人は、そのブログの内容を読む限り、オレゴン州のポートランド在住で、女性学(特に性に関する)専門の教授らしい。 http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2008/01/post_622.html いや、過去に非常勤講師をやっていただけで、「教授」とは地位も給料も全然違いますが。 しかしアメリカフェミニストを見慣れているカカシからみるとmasckaさんは典型的なアメリカの左翼系(多分共産主義者)レズビアンフ

    トンデモ保守メディアとその信者はどの国も同じ、という例 - *minx* [macska dot org in exile]
  • ひきつづき「新しい無神論者」エントリへのコメントにお応え - *minx* [macska dot org in exile]

    ひきつづき、家エントリ「『新しい無神論者』の非寛容と、ほんの少しの希望」へのコメントへの回答を続ける。 a-geminiさんは、ドーキンスに関するわたしの記述がミスリーディングだと批判している。「ブクマコメントに一斉お応え」の弁明を読んだうえで、それでも納得がいかないとして次のように言う。 一番変だと思ったのは最初の文書の以下の箇所。 ドーキンスらによれば、肝心なことは理性を尊重し、根拠の無いことを事実だと信仰しないことだという。たとえばスターリンら共産政権の指導者たちはたしかに無神論者ではあったかもしれないが、恐怖政治や個人崇拝の制度を作り、かれら自身が信仰の対象−−理性の審判を受け付けないもの−−となってしまったために間違いをおかした。すなわち対象が神であれ指導者であれ問題なのは信仰であり、理性こそ世界のあらゆる問題に対する答えなのだという。 こうしたユートピア思想と選民思想(自分た

    ひきつづき「新しい無神論者」エントリへのコメントにお応え - *minx* [macska dot org in exile]
  • 「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え(2) - *minx* [macska dot org in exile]

    以下は、前エントリ発表後に付いた(あるいは気付いた)ブクマコメントへのお応え。 2008年04月25日 invictus 宗教 米国内の新しい無神論の話なので、ドーキンスの主張自体は筋では無いと思うけど、ドーキンスにいつく人多杉。といいつつドーキンスの反応が見たいなぁhttp://richarddawkins.net/article,2359,I-dont-believe-in-atheists,Salon 筋でないにも関わらずそこばかりいつかれてしまったのは、ドーキンスを含めた「新しい無神論者」の主張がみな同じであるとわたしが主張しているような印象を与えてしまった点が原因でしょうか。それが間違った印象であることは、わたし自身もその「新しい無神論者」に含まれることを考えてもらえれば納得していただけるのではないかと思いますが、説明不十分だった点は反省しておこう。 まあ、ハリスやヒッチ

    「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え(2) - *minx* [macska dot org in exile]
    gohshi
    gohshi 2008/04/27
    コメ欄、「新しい無神論者」の社会的文脈についての補足
  • 「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え - *minx* [macska dot org in exile]

    家ブログのエントリ「米国を席巻する『新しい無神論者』の非寛容と、ほんの少しの希望」がわたしの記事にしては珍しく大量にブックマークされている。過去もっともブックマークが多かったのが「娘に『セックスやめないと自殺する』と言われた母親」というくだらないネタだったことを考えれば良い傾向か。 このエントリはもともと有料メールマガジン「α-Synodos」の創刊第一号に掲載させてもらった記事の再掲なので、もし誰にも見向きもされないようなことがあれば、まだ評判が確立されていないメルマガ(および編集長の荻上チキさん)に迷惑をかけてしまうのではないかと心配していた。ブックマークの内容には賛否両論あるとはいえ、少なくともこれだけ関心を持ってもらえたということは、メルマガの宣伝にもなったのではないかと思う。 前置きはともかく、以下はブックマークコメントに再コメント。 2008年04月25日 optical_f

    「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え - *minx* [macska dot org in exile]
    gohshi
    gohshi 2008/04/26
    http://b.hatena.ne.jp/entry/http://macska.org/article/224 への応答/↑id:onionskin「積極的無神論者」って日本にはほとんど居ないように思うんだけど/初詣や盆に拒否感が無いなら「積極的無神論者」とは言えないと思うが
  • 嫌韓ブログにサヨク認定されちゃった。 - *minx* [macska dot org in exile]

    以前わたしがはてなキーワード「マイク・ホンダ」を編集した件に関連して、嫌韓系らしきブログにこんな記述があった。 (1)[韓国/サヨク]はてなで活動するサヨク 人権擁護活動を行っているが,中国の人権抑圧とか国内の人権状況を批判しないので批判を浴びている(下記英文参照)。また,韓国人がアメリカに永住できるように韓国人救済法案を提出した。したがって,日系とはいえコリア・チャイナロビーと思われる。 という記述をはてなの住民 macskaさんが次のように書き換える 人権擁護活動を行っているが,中国政府による人権抑圧に甘いという批判を浴びている ( ´∀`)「最近,慰安婦関連のはてなキーワードがサヨク的思想の方々が書き換えているんですよね」 http://boutarou.blog103.fc2.com/blog-entry-34.html どうでもいいって言えばどうでもいいんだけど、集団分極化に楔を

    嫌韓ブログにサヨク認定されちゃった。 - *minx* [macska dot org in exile]
  • 非主流派経済学セミナーへの冒険@カルスタ学会 - *minx* [macska dot org in exile]

    これ、書こうかどうか迷ってたんだけど、リクエストがあったので書いちゃおう。先週行ったカルチュラルスタディーズ学会総会で行った「経済学への抵抗」というセミナーについて。ちょっとした興味で覗いてみたんだけど、これぞカルスタの暗部だよなーと思わされた。 ちょっと事情を知っている人ならこれでもう分かるだろうけど、このセッションに参加していたのはいわゆる heterodox economics と呼ばれる非主流派経済学の信奉者たち。非主流派というだけあってかれらの理論的ベースはいろいろなんだけど、かれらが共通して仮想敵としているのはいわゆる新古典派の経済学。しかしセミナーを「主流派経済学への抵抗」ではなく「経済学への抵抗」と名付けていることから、ぶっちゃけ新古典派の正統性を承認しちゃっているようにも見える。 で、具体的にどういう点で新古典派経済学ではまずいのか良く分からないのだけど、誰となく「最近は

    非主流派経済学セミナーへの冒険@カルスタ学会 - *minx* [macska dot org in exile]
    gohshi
    gohshi 2007/10/05
    "これぞカルスタの暗部だよなー" "「見えざる神の手」が右手なのか左手なのか、それとも両手あるのかと延々と議論してたけど、あれは一体なんなんだろうか"
  • The Economist すごすぎ。 - *minx* [macska dot org in exile]

    またまた病気で入院して暇だったから、ダウンロードしたまま聴いていなかった The Economist オーディオ版を新しい iPod touch で聴いていたところ、山形浩生さんじゃないけど、セキュリティと市民の自由についてのすごいオピニオンがあった。 記事は、自由主義を標榜する先進各国において 9/11 事件いらい「テロリストとの闘い」の名目のもとに市民の自由が狭められつつあることを指摘したうえで、こう続ける。 自由主義者が自由を守るため声を挙げるとき、これらの不愉快な手法は実際のところテロリズムと対決するためには役に立たないと主張することがある。 The Economist は自由主義を信奉するが、この見解には反対する。われわれは、秘密警察が市民を監視し、罪状なくして拘束し、拷問によって情報を得ることができるようになれば、テロリストの計画を阻止するのがより易しくなるということを受け入れ

    The Economist すごすぎ。 - *minx* [macska dot org in exile]
  • 討議的民主主義 vs. 参加的民主主義ーー「活発に政治参加する市民」が胡散臭い理由 - *minx* [macska dot org in exile]

    シカゴ大学法学部ブログではじまったグレン・レイノルズ(テネシー大学法学教授、保守系ブロガーInstapunditとして有名)との対論において、キャス・サンスティーンが政治学者ダイアナ・マッツの『Hearing the Other Side: Deliberative Versus Participatory Democracy』を引いて集団分極化について面白い指摘をしている。 サンスティーンの『Republic.com』(『インターネットは民主主義の敵か?』)では、集団分極化のメカニズムが人々を分断し、先鋭化を起こすことが懸念されている。しかしそうした先鋭化は、同時に人々の政治参加の動機を著しく強めることにもなる。もし自分たちに何が正しいか分かっており、敵対者はとんでもない悪人かバカのどちらかであるなら、自分たちの主張を通すためにより深く政治活動に関わろうと思うようになる。 逆に、閉鎖的な

    討議的民主主義 vs. 参加的民主主義ーー「活発に政治参加する市民」が胡散臭い理由 - *minx* [macska dot org in exile]