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2008年6月18日のブックマーク (12件)

  • 宮崎勤の20年。 - DOXA(独立左派日誌)

    1989年。時代がダイナミックに変貌していく渦中にあると感じていた僕は、バブルの狂躁に背を向け、「革命的冗談闘争」に邁進していた。そんな僕らに冷水を浴びせかけた事件が「幼女連続誘拐殺人事件」での宮崎勤の逮捕だった。 その「M君」の死刑が執行された。最高裁判決確定から2年あまりでの処刑は、過日の「秋葉原無差別殺傷事件」と無関係とは思えない。「オタク」と「性犯罪」を過剰に結びつけてバッシングする風潮は、まさにあの1989年8月から始まっているのだ。「Mの世代」と呼ばれた僕らの後には「サカキバラ世代」なる言葉も捏造されてきている。 1989年10月、宮崎勤の事件に衝撃を受けた僕らは緊急の公開討論会を開催した。 これが当時のフライヤーである。 会場は立ち見が出るほどの満席だった。ラディカル・フェミニズムの闘士からオタク、サヨク、一般市民までが事件について語り合った。中でも印象的だったのは、自己の幼

    宮崎勤の20年。 - DOXA(独立左派日誌)
  • ニセ科学脳 - raurublock on Hatena

    私の記憶が確かならば、角田忠信の唱えたこの日人独自の右脳左脳の違いって、さんざん追試されたけど、再現性が無かったから、大脳生理学の世界では「信憑性が薄い」としてまともに扱われてないはず。 マンガ脳 (内田樹の研究室) とりあえず脳科学について知られていることをおさらいしてみよう。 角田忠信によると、日人は鳥の声や虫の鳴き声も言語音として左脳で処理している。 欧米人は「言語」と「音楽」は別の脳内部位で処理する(言語は左脳で、音楽は右脳で聴く)。 だから、だから、欧米人は音楽を聴いているときに、人間の声がきこえても、「邪魔にならない」。 人間の声は音楽に「割り込まない」からである。 しかし、日人の場合は、交響楽の演奏中に鳥の声が聞こえても、蛙が鳴いても、「音に穴が開く」。 それは鳥の声や蛙の鳴き声と音楽を日人は「言語脳」で聴いているからである。 でもこの話って30年経ってもいまだに信じ

    ニセ科学脳 - raurublock on Hatena
    gohshi
    gohshi 2008/06/18
    "大脳生理学の世界では「信憑性が薄い」としてまともに扱われてない" 何でか世間にあまり広まってないんだよな。あからさまな疑似科学に引っ掛からない人でもこれを疑ってない事が多い
  • テロも絶望も踏み超えて生き抜く男の物語 松本零士『ワダチ』評お蔵出し - ぼうふら漂遊日記

    秋葉原の事件の衝撃覚めやらぬ中、奇しくも宮崎勤の死刑が執行された。 あの事件があった20年前は、子供のものだと思われていたマンガやアニメを、いい歳をした大人になっても偏愛し続けるオタク的な趣味が、まだ一般的なものではなかったり、それ以前に、内向的な性質を極端に蔑視しがちな80年代だったこともあって、報道のされ方も随分乱暴で大味だったし、「あの部屋」に心当たりのある人間は必要以上に意識せざるを得ないような空気になっていた。 その後のオウムの事件にしてもそうだけれど、実際の犯人達のパーソナリティを良く見ると、自分とは随分距離があり、共感できるところがほとんど無いのに(当にあの上祐とか、オウムの幹部連中なんてヘドが出るくらい大嫌いだった。しかし、今回色々コメントしてるような連中含めて、今では若手のインテリ連中の方が、俺には上祐たちにダブって見える)、重なっているわずかな一点を過剰に意識して怯え

    テロも絶望も踏み超えて生き抜く男の物語 松本零士『ワダチ』評お蔵出し - ぼうふら漂遊日記
  • 【雑記】・「宮崎勤、死刑執行にあたって思ったこと」 - ふぬけ共和国blog

    連続幼女誘拐殺人事件、宮崎勤死刑囚に死刑執行 あの事件のときに個々人が何を感じたかは、当時の年齢やスタンスなどでみんな違うと思う。 東京と地方でも違うかもしれないね。 それにしても事件から20年が経ったんだねえ。 以下は、ただの自分語りです。 ・その1 私個人は当時、思春期にちょこちょこ観ていたアニメから離れようと思っていた時期であり、なおかつ「人間どう生きるか」というか、若者の倫理というか、そういうことを漠然と考えていたので、「オタクの倫理」ってものについても考えていましたよ。 でも、別にチョクでオタクなサークルに属していたわけではなかったので、私の周囲の大半の人間がミヤザキ事件に関しては他人事でした。 「この事件についてみんなもっと考えるべき」って思っていたけど、ネットもない時代だしそれをだれかに強く訴えた覚えはない。 当時から疑問で今でも疑問なのは、大塚英志がなんか宮崎の弁護人みたい

    【雑記】・「宮崎勤、死刑執行にあたって思ったこと」 - ふぬけ共和国blog
  • 宮崎勤死刑に思い出すこと。

    幼少時、私は宮崎勤死刑囚に遭遇している。 これまでこのことについて他人に話したことはほとんどなかったけれど、死刑執行された今後、もう話題に上ることもないだろうと思うとふいに記憶が惜しくなった。 ===== 21年前、小学2年生の時だ。幼なじみと近くの林で遊んでいた。道路のすぐ横が斜面になっていて、そこの土は他と違って粘土質で土遊びにもってこいだったため、私たちの格好の遊び場だった。 斜面は道路を隔てて中学校と住宅に面していた。とはいえ繁華街からは遠く離れており、人通りは多くない。住民以外は滅多に見かけない土地柄だった。当然、知らない人にはついて行かないようにと教えられていた。 見知らぬお兄さんが、道に迷ったといって私たちに声をかけてきた。小さな白い車に乗ってきたらしく、地図を広げて「○○公園って知ってる?」と聞いてきたのだった。 お兄さんが探している公園は私たちの通う小学校に隣接していて、

    宮崎勤死刑に思い出すこと。
  • イランで誘拐された学生さんと海外危険情報と自己責任と笹川堯 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月

    イランで誘拐された横国大の学生さんが解放された。あまりニュースでは大きい扱いではなかったですが、なんだかちょっと嬉しいです。 なにより、そのニュースを聞いた直後のお父さんの笑顔が当に良かったし、さっき記者会見で答えていた人さんも、きちんと関係者に謝罪や礼を述べた上で、自分で言葉を選びながら話していたと思う。海外旅行好きの一人として、彼の災難は他人事ではなかったし、その解放を素直に喜びたいと思う。 ところが、以下のような反応も出ているんですね。 笹川堯衆院議院運営委員長は17日午前の自民党役員連絡会で、イランで誘拐された日人大学生が8カ月ぶりに解放された事件に関し「外務副大臣がスタッフを連れて、3度イランに行っている。これはみんな国民の税金(で負担している)」と指摘した。その上で、「政府が渡航の自粛を要請しているところに行った人については、今後、外務省で厳しく徹底する必要があるのではな

    イランで誘拐された学生さんと海外危険情報と自己責任と笹川堯 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月
    gohshi
    gohshi 2008/06/18
    実際この事件が起きるまでイランにそんなに治安が悪いイメージはなかったな。イラン国内にトライバルエリアみたいな地域があるなんて全然知らんかった
  • 山形浩生さんの『「はだかの王様」の経済学』評の件

    松尾匡のページ 08年6月18日 山形浩生さんの『「はだかの王様」の経済学』評の件 (続編『「はだかの王様」の経済学』ウェブ議論小括 を書きました。あわせてお読み下さい。) というわけで、山形さんが拙著の批評をして下さいました。 http://cruel.org/other/matsuo/matsuo.html いやいや、見事にこきおろされちゃった。まだの人はとりあえず読んで下さい。できれば(いや是非是非)拙著をお買いいただき、以下の文章とも読み比べて、山形さんの評が適切かご判断いただきたいと思っています。 【設備投資の話の件】 いや山形さんは大事なこともおっしゃってるんですけどね、ただ少なくともこの最初のほうの設備投資についての議論だけは駄目ですよ。山形さんって経済学わかっていらっしゃる人だと思っていたけど、それにしてこういう理解なら、自分の書き方に、なおも独りよがりさがあったということ

  • 「『はだかの王様の経済学』は戦慄すべき本である」メモ - shinichiroinaba's blog

    ここんとこ毎日10年ぶりの英語論文を書いていて時間がないのでこんなことしている場合じゃないのだが(お約束)。 http://cruel.org/other/matsuo/matsuo.html#sec2 少しでもまともな仕事をやったことがある人ならすぐわかるけど、最終的な財の生産につながらずにひたすら設備投資だけが「自己目的」として増えるなんてことがあるわけないだろ! 設備ってたいがい、何か作るためのものなんだから。 これにはそれなりの解釈が可能。松尾さんは日では珍しい小野善康シンパのマルクス主義者なので、この設備投資論は小野理論の応用編として理解が可能なのでは。すなわち、資産バブルの一種としての「不毛な設備投資」の可能性、がここで展望されているのでは。 まあしかしそうすると松尾には、マルクス主義的な物神性論とケインズの貨幣論とをきちんと結びつけるという任務が課されてしまうのだが。 ht

    「『はだかの王様の経済学』は戦慄すべき本である」メモ - shinichiroinaba's blog
  • 東大工学部で富野節が炸裂!ロボットの開発なんかやめましょう! (1/8)

    “富野節”というのは、劇中のセリフ回しに適用される言葉であろうが、富野由悠季氏ご自身の語りが、梅雨時の土曜昼下がり、東大駒場キャンパスで炸裂した。 6月15日、東京大学工学部にて、イベント「テクノドリームI:工学~それは夢を実現する体系」が開催された。これは、富野由悠季氏をゲストに迎え、東京大学下山勲教授(情報理工学系研究科長)と同じく東京大学の中須賀真一教授(工学系研究科・航空宇宙工学専攻/工学部・航空宇宙工学科)が鼎談を行なうというもの。後半には民間企業からの参加ということで、東洋エンジニアリングの内田正之氏、三洋電機の田端輝男氏が加わった。司会は工学部広報室の内田麻理香特任教員。 テーマは工学の未来について。テクノドリームというイベント自体、“工学の夢を新たに描き直すイベント”と位置づけられている。富野氏がゲストということで、工学そのものの立ち位置から地球環境の話まで、大いに話題がふ

    東大工学部で富野節が炸裂!ロボットの開発なんかやめましょう! (1/8)
    gohshi
    gohshi 2008/06/18
    いつまでもこの勢いでいてほしい←なんて本人に言ったらたちまち一喝されるんだろうな
  • 【2ch】日刊スレッドガイド : おい、お前ら!目玉焼きが作れません。

    フライパンに油を敷いて、 卵を割って落とし、強火で焼くこと約5分。 白身はまだ透明なままで黄身は固まらずに 裏はまるコゲ。どうしてくれる! コツ教えろよ!そしたら折れのヌード見せます。

    gohshi
    gohshi 2008/06/18
  • グッバイ・ケインズ - hiroyukikojima’s blog

    今、次に出るの初校を終えたところだ。 たぶん、8月頃に刊行されると思う。それは、ネットマガジンwired visionにブログ連載したhttp://wiredvision.jp/blog/kojima/をまとめるなのだけれど、編集者のアイデアで、連載の中からケインズに関係したものだけをピックアップして再編集することになった。 このブログに書いたケインズの『一般理論』に関する論考は、既に『数学で考える』青土社 数学で考える 作者: 小島寛之出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/09/01メディア: 単行購入: 9人 クリック: 153回この商品を含むブログ (20件) を見るに収録してしまっているので、そこで論じたことを、もっとことばだけで論じ直した。さらには、そこではほとんど触れなかった金融部門でのケインズの貨幣に関する考え方、つまり流動性選好、についても加筆した。そうしたら

    グッバイ・ケインズ - hiroyukikojima’s blog
  • 「何故しぶとく生き延びるのか ゴキブリとマルクス」『諸君!』2005年8月号 - shinichiroinaba's blog

    松尾さんの新著をめぐって変に盛り上がっているのでお蔵出し。 何らかのネタの提供になるだろうか。 これと『教養』第7章を読んでいただければ、ぼくが疎外論的マルクス主義それ自体には割と批判的――正統派レーニン主義にもそれなりの事情があったし、その問題点が疎外論で克服できたわけでもない――と考えていることはお分かりになるでしょう。ただそれと今回の松尾さんのの評価とは、関係はあるが別の問題なわけだけど。(ていうかまだ読んでないし。) しかしこれを山形は全く知らないだろう70年代頃までの新左翼系の疎外論だの物象化論だのといったややこしい論争まで引っ張り起こしていじりまわすといったいどうなるのやら……(松尾さんには廣松渉批判の論文もあったな。廣松の「マルクス主義」がすでにマルクスから離れた別物であったというのは間違いじゃないだろうけど)。 ==============================

    「何故しぶとく生き延びるのか ゴキブリとマルクス」『諸君!』2005年8月号 - shinichiroinaba's blog
    gohshi
    gohshi 2008/06/18
    このタイトルって「諸君!」の編集部の提案なのかなあ。稲葉さんが自分で思い付いたようには思えないんだけど