By Rob Goodier ニューヨーク(ロイターヘルス) - 抑うつ状態の治療を単剤の替わりに2剤併用でおこなうことで、副作用を増やすことなく症状の寛解率を2倍以上にすることが可能であることを、研究が示している。 大うつ病障害の治療の現行基準は、まず単剤療法で治療する、というものであるが、本研究結果は、2種類の抗うつ薬を用いた第一選択治療が、より良い成果をもたらす可能性があることを示唆している、と本報告の著者らは述べている。 いずれの抗うつ薬も単独で用いられた場合、寛解の可能性はわずか1/3である、と主著者であるUniversity of Ottawa's Institute of Mental Health ResearchのDr. Pierre Blierは述べた。「私が常に主張してきたのは、より積極的に、かつ迅速に人々を治療しようということである」 新聞広告を通して、Dr. Bl