【読売新聞】 約2300人のファンの熱気で、会場は沸いていた。2009年6月13日、広島県立総合体育館。「プロレスリング・ノア」の人気プロレスラーだった三沢光晴さん(当時46歳)と、斎藤彰俊さんが、リング上で渾身の技をぶつけ合った。
【ロンドン=竹腰雅彦】北京五輪で初の金メダル数世界一となり、ロンドンでも米国と激しく金獲得を争う中国の代表選手から、「メダルは重要でない」との趣旨の発言が相次ぎ、注目を集めている。 メダル一辺倒の国策スポーツ政策からの脱却を求める声が、国内で高まっていることが背景にあるとみられる。 「ようやく分かったのは、メダルを取ることだけが真の勝者ではないということ」 競泳女子100メートルバタフライ銀メダルの陸エイ選手(23)は記者会見でこう語った。陸選手は、競技場で自分らしさを表現することが重要だと強調。合宿生活をした豪州の選手が皆リラックスしていたのに対し、「中国では練習し、練習を続けるために休み、また練習。趣味や自分の時間を持つこともない」と心情を吐露した。 射撃女子エアライフル銅メダルの喩丹選手(24)は帰国後、中国メディアに「金銀銅、入賞、それ以外の選手、そこにまったく差はない」と述べた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く