いままで、数本のインフルエンサーマーケティングに関する記事を書いてきました。 過去の記事で、本来、Earned✕Sharedの場所に生息していたはずのインフルエンサーのリーチをPaid化させてしまった功罪について触れ、 次に、消費者は店頭に来た時点ですでに購入するブランドが70~80%決まっていること(ZMOT)に触れた上で、そのZMOTをつくっているのは既存顧客のTMOT(=大事なのは既存顧客によるUGC)であることに触れました(Paid型インフルエンサーの起用は、瞬発的なリーチは稼げても、持続可能なTMOTをつくってはくれない)。 あらゆるものがコモディティ化した現代社会においては、もはやすべての商品が「最高商品」であり(=どの商品もほとんど差がない)、その状況では認知的態度(良いか悪いか)ではなく、感情的態度(好きか嫌いか)で選ばれる――。 だからメーカーは「最高製品」の開発だけに命
![インフルエンサーマーケティングの弱点(Season1総集編)|池田紀行@トライバル代表](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/530d32656b78584c38bbd1bf229ba8e10c19ee3f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F17198609%2Frectangle_large_type_2_c04a4d20080a00cc006de7d590e3f056.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)