今シーズンのプロ野球、巨人戦になると東京ドームのフィールドシートにはDAZNのマークが入った黒いカバーが被せられる。バックスクリーンに映し出されるイニング表示の画像にも、スピードガン表示の横にもDAZNのマーク。DAZNは莫大な広告料と引き換えに、巨人戦の中継権獲得にこぎ着けたことが見て取れる。 DAZNがプロ野球中継に参入したのは2016年8月。広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズの2球団でのスタートとなったが、昨シーズンにパ・リーグ6球団と東京ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、中日ドラゴンズの中継も開始。計11球団をカバーすることに成功し、一挙にプロ野球中継サービスの勢力図を塗り替えた。読売新聞と読売巨人軍そしてDAZNが包括提携を開始したのは今シーズンからだ。 ただ、悲願の巨人戦獲得に成功した一方で、カープ戦とヤクルト戦を失い、プロ野球中継のコンプリート達成はできていない。 黒
![乱立する「プロ野球中継」サービスの最新事情](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/54aebb82ed5e14f9175b76e2334e1ef127ef9bd4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2Ff%2F1200w%2Fimg_6feea2c03c3e5c2252f21a14411da671248690.jpg)