◆第106回全国高校野球選手権徳島大会▽2回戦 富岡西4-2池田(20日・むつみスタジアム) 徳島では、春夏通じて甲子園優勝3度の古豪・池田が、19年春に21世紀枠でセンバツ出場の富岡西に逆転負けした。“ガンダムきょうだい”の長男・関口赤彗星(しゃあ、3年)が「5番・捕手」で先発したが無安打に終わり、7年ぶりの初戦敗退を喫した。 徳島の青空に、真っ赤な彗星が輝いた。 池田・関口は先発マスクをかぶり、エース・香川大翔(たいが、3年)を7回まで無失点にリード。だが、2―0の8回に4点を奪われ“ホワイトベース”を守れなかった。「負けたことは悔しい」と涙。秋春と県準Vに輝きながら初戦で敗れたが「3年生のみんなと池田高校で野球ができてよかった」と、仲間と過ごした2年半に胸を張った。 “ガンダム一家”の長男が、ザク…ではなくキャッチャー道具とバットを相棒に、最後まで戦い抜いた。その名の由来はもちろん、