いよいよきょう16日に鳩山新政権が誕生するが、オガワスタジオ(本社=埼玉県さいたま市)の工場ほどそれを実感させられる場所はない。工場内が民主党・鳩山由紀夫代表のマスクであふれかえっているからだ。 パーティーグッズなどの製造・販売を手掛ける同社が7月に発売した「平和の鳩山くん」というそっくりさんマスクに注文が殺到。フル稼働で増産態勢をとっている。 工場を訪ねると、小川博久社長が製造過程を説明してくれた。まず、デザイナーの描いた鳩山代表の顔から、人形の頭の「石膏の型」をつくる。型の内側にマスクの原料であるラテックスを流し込み、5分程度で取り出す。型には薄い膜が残りこれでマスクの原型が完成。丁寧に取り出し、肌、髪、さらに目、眉毛と色をつけて仕上げる。天然素材なので地球にやさしい商品だ。 問題は、ひとつの型から70個程度しか生産できないこと。石膏が崩れてしまうので原型をつくり直さなければならない。
![「ヲタク記者は見た!」鳩山マスクの作り方 | リアルライブ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/61e38b14563d9a800b2c8046ccdddbad8b216a22/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnpn.co.jp%2Fres%2Fimages%2Farticle%2F60097889%2F23b5c39d8e3aaa41044e146f975f4b9f_photo.jpg)