2月21日、韓国初の女性大統領に就任する朴槿恵氏は、経験豊富な保守政治家だが、厄介な隣人である北朝鮮をどう扱うかが、今後の政権運用の鍵を握るといっていいだろう。写真は昨年12月撮影(2013年 ロイター/Kim Hong-Ji) 「信念の人」で有能、そして独裁者の娘――。今月25日に韓国初の女性大統領に就任する朴槿恵(パク・クンヘ)氏は、こう評されてきた。経験豊富な保守政治家であり、故・朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の娘として育った同氏にとって、厄介な隣人である北朝鮮をどう扱うかが、今後の政権運用の鍵を握るといっていいだろう。 北朝鮮は12日、3度目となる核実験を強行し、国際社会から非難を浴びたが、報道や大統領選での朴氏の公約からは、韓国の北朝鮮政策は、李明博(イ・ミョンバク)政権よりは柔軟な姿勢に転じるとみられる。朴氏が李政権の外交政策を批判していたことを考えると、新政権の対北姿勢は前政
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