特殊な薬品で白紙が一万円札に???ウソついて600万盗む 警視庁高輪署は28日までに、特殊な液体につけると一万円札にできると持ち掛け白紙と600万円をすり替えて盗んだとして、窃盗容疑で横浜市港北区の無職の女(40)を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年1月26日、東京都港区内のホテルで、自営業の男性(41)に「白紙を一万円札で挟み、液体をかけておくと現金になる」とうそを言い、用意させた現金600万円を、隙を見て別の白紙にすり替えて盗んだ疑い。 高輪署によると、容疑者は、一万円札に挟んだ白紙は「ブラックマネー」と呼ばれる黒い紙片になり、さらに特殊な薬品を使うと一万円札になると説明していた。「通訳として行っただけ」と容疑を否認しているという。同署は容疑者と一緒にいた黒人の男2人の行方を追っている。