カマレロ(Camarero、1951年 - 1956年)はプエルトリコの競走馬。父サーティーンと母フリントメイドの間に生まれた黒鹿毛の牡(セン)のサラブレッドである。名前カマレロは給仕(ウェイター)の意。 1953-1956年の4年間に77戦73勝の記録を残した。その中にはプエルトリコの三冠競走(Copa Gobernador、Clásico José de Diego、Clásico Primavera)も含まれ、デビューから54連勝というキンチェムの記録を破る大記録を打ち立てている。プエルトリコ競馬のレベルは世界的には高くなく、カマレロの生涯獲得賞金も43,552.95ドル程度であるが、ポニーのように小さな馬体でここまで走ったのは特筆される。 現役中であった1956年、使い詰めが影響したのか病気になり、キンタナ競馬場で死亡したとされる。死後、祖国プエルトリコでは彼を記念するカマレロ大賞