世界ボクシング協会(WBA)のヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長は21日までに自身のツイッターで、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)がアッサン・エンダム(フランス)に判定で敗れた20日のWBAミドル級王座決定戦について、世界戦を統括する関係部署に「再戦を命じるよう求める」との考えを示した。WBAの公式サイトも20日付で同じ内容を伝えている。 メンドサ会長は試合を検証、自身の判定では117-110で村田の勝ちとし「村田、帝拳プロモーション、全ての日本のファンにおわびする」と記した。「正しい判定で競技に貢献できなかったことに怒りを感じる」ともつづっている。 村田は同級1位のエンダムとの対戦で4回にダウンを奪いながら、1-2の判定で敗れて王座獲得を逃した。(共同)