2歳中距離王を決めるホープフルSに、札幌2歳Sの勝ち馬ブラックホールを送り出す相沢郁調教師(60)=美浦=を直撃。重賞初制覇を飾った前走や中間の様子、今回の意気込みなどを聞いた。 (取材構成=漆山貴禎) --前走を振り返って 「決して上手ではない大味な競馬でしたね。それで勝ち切るのだから能力があると思います。それに後ろの馬が来たらまた伸びたように、闘争心もありますよ」 --今回は4カ月ぶり 「札幌2歳Sを勝って(出走に必要な)賞金を持っているし、小柄な馬で仕上がりも早い。ひと叩きする必要はないと判断しました」 --1週前追い切りの評価は 「霧でよく見えなかったけど、攻め駆けする馬と併せてビッシリと追えたのはよかった。気合も入ってきましたね。馬体重は増えていないけど、お母さんも小さかったので気にしていません」 --母ヴィーヴァブーケも芹澤精一オーナーの所有で相沢厩舎に在籍 「母はけがの影響も