【野球】広島に未来のクローザー候補出現 2年目・田中法がファームで成長 拡大 入団2年目の広島・田中法彦投手(19)がウエスタン・リーグでセーブを積み重ねている。7月中旬から守護神を任され、2日現在、リーグトップの9セーブ。鉄壁のクローザーとして君臨している。 7月12日の中日戦(ナゴヤ)で初めて抑えに起用された田中法は1回無失点で初セーブを記録。現在11試合連続で無失点登板を続けており、防御率1・10と抜群の安定感を誇る。田中法は好調の要因を「どの球種でもストライクゾーンで勝負できている。昨年より真っすぐで空振りが取れるようになり、その分、落ちる球も使えるようになった」と自己分析。永川2軍投手コーチも「どの球種でもストライクが取れているところだと思う」と、評価する。 特に変化球の制球に磨きがかかった。武器はMAX152キロの直球だが、現在は変化球主体の投球にシフトチェンジしているという。