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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (163)

  • アフガン乱射事件のその後

    先週3月11日に発生したアフガニスタンのカンダハール近郊での、米兵による民間人16名の殺害事件ですが、厳秘とされていた容疑者の身元はアッサリと明らかとなりました。男の名前はロバート・ベイルズという38歳の陸軍2等軍曹、写真も公開されたのですが、戦闘服に身を固めつつ同僚と笑顔を交わしている表情には殺人鬼のイメージは全くありません。 身元が明らかになったのと同時に、ベイルズ2等軍曹は既に米国土のカンザス州に護送され、軍事法廷への起訴を待っている状態だと言われています。子は「安全確保」のために、依然としてワシントン州の基地内で「保護」されているそうです。 さて、この事件ですが、とにかく軍内部の事件であり、民間の場合の警察や検察の情報公開、刑事司法手続きの透明性というようなことは望めません。ですが、既に弁護人が選任されており、ベイルズ容疑者の立場を代弁する発言を開始しています。 現時点では、こ

  • 人種差別は薬で治る精神疾患?

    移民排斥にも効く? フランスのロマ人追放政策に抗議する人々 Radu Sigheti-Reuters 一般的によく使われている心臓病の薬で、潜在的な人種差別意識が改まる可能性がある――そんな研究結果が発表された。 研究では、交感神経の働きを抑えるベータ遮断薬「プロプラノロール」を服用した人と、プラシーボ(偽薬)を服用した人を比べた。すると前者のほうが、人種的偏見を抱く傾向が少なかったと、英インディペンデントが報じた。 プロプラノロールは、心拍などの自律的機能をコントロールする神経回路に作用する。同時に、恐れや感情反応に関係する脳の部位にも作用する。そのため不整脈や高血圧などのほか、不安やパニック障害などの治療にも使用される。 今回の研究結果は、人種差別は「恐れ」に根差すものだという事実によって説明出来るだろう――研究を行った科学者たちはそう考えていると、オーストラリアAP通信(AAP)は報

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    goldhead 2012/03/09
    大麻とかいうのをなんかすれば人類皆兄弟みたいになれるんじゃねーの。
  • アメリカの外食産業に過労死がない理由とは?

    大前提として客も店も細かいことはゴチャゴチャ言わないし、とりわけ中堅以下の企業化されたファミレス系やファーストフード系に至っては、サービスの水準はかなり低いという問題があるわけです。その点では、日とは全く別世界で比較の対象にはならないのですが、個別の問題では参考になる点もあると考えて箇条書きにしてみました。 (1)役割分担がハッキリしています。例えば、注文を取るのは「サーバー」、最初に接客して客をテーブルに誘導するのは「ディスパッチャー」などという「専任」ですし、料理を運んだり皿を下げる専門の「アシスタント」など接客だけでも細かく分かれています。厨房の中も役割分担が明確です。 (2)職務内容は契約書で明確になっています。ですからコストカットのために、ある仕事を他の人間にカバーさせるなどということは不可能です。また契約に書いてあることは双方が履行しなくてはなりません。野球の井川慶選手がヤン

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    goldhead 2012/03/05
    銃社会だから下手に不満持たれたらショットガンぶっ放されて全身ケツの穴になる、って理由はないの?
  • スーパーチューズデー直前の共和党、どうしてロムニーでまとまれないのか?

    来週の火曜日、3月6日は今回2012年の大統領選にとっての「スーパーチューズデー」になります。前回の2008年の場合は、予備選がかなり前倒しになり、カリフォルニア州とニューヨーク州という巨大州(代議員数も圧倒的)を含む予備選集中日としての「スーパーチューズデー」は2月上旬にありましたが、今回は伝統的な3月に戻りました。 ちなみに今年の場合は、ニューヨークとカリフォルニアの予備選は、もっと後に設定されているのですが、宗教保守派と中道が均衡しているオハイオ州など、重要な州がたくさん含まれているのでやはり「スーパー」な一日になりそうです。では、現時点での情勢はというと、先週までの流れでは、サントラム候補がサプライズ的な勝利を続けていたのですが、今週もロムニー候補の勢いは戻っていません。 今週の火曜日(2月28日)には、ミシガン州とアリゾナ州での予備選がありました。1月の序盤の時点では、ここでロム

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    goldhead 2012/03/02
    "今、オバマ政権について「失政」だとして攻撃しても空回りするという雰囲気""中絶や同性婚をめぐる「自分探し」のイデオロギーを中心の予備選"
  • 繰り返される乱射事件、それでも銃社会への反省ができないアメリカ

    27日(月)にオハイオ州のチャードン町の公立高校で発生した銃撃事件では、早朝のカフェテリアで5人の生徒が狙撃され、手当の甲斐もなく稿の時点では3名が死亡するという惨事になっています。一部の報道では、違う高校に通っている生徒が侵入して犯行に及んだということになっていますが、狙撃犯とされている少年はこの地域で育っており来ならこのチャードン高校の生徒であったはずの少年のようです。 その少年が実際に通っていた高校は、この郡の「オルタナティブ・スクール」で、学習障害のある子供など「高校中退に追い込まれる危険」のある子供を各校から集めて教育する学校でした。詳細は不明ですが、成績不振、もしくは行動に問題があって、ある時点でこの学校に送り込まれたものの、交友関係としては、このチャードン高校が彼の来の居場所であったと思われます。 被害者は一つのグループで、加害者の少年はこのメンバーを狙って狙撃に及んだ

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    goldhead 2012/02/29
    「やったらやりかえされるので無理はやらんようにしよう」という抑止力への期待はないのかな。日本が銃社会だったら、ブラック企業で乱射事件続発かなどと想像しつつ。
  • 日本のエレクトロニクス各社はどうして苦境に至ったのか?

    ソニーの4年連続での赤字決算とCEOの交代劇、シャープの赤字決算と暗いニュースが続いています。かつては、日経済の牽引車の一つであったエレクトロニクス産業は、明らかに苦境に立っています。以前にこの欄でお話した内容と重なる部分もありますが、この機会にもう一度原因を整理しておこうと思います。 一つは、ハードからソフトへ、モノの販売から関係性のビジネスへというビジネスの大枠の変換に対応できていないということです。例えば、音楽の販売や再生機器がそうです。かつては「ウォークマン」や「CDプレーヤ」などのモノ、あるいはジュエルケースに入ったCDというモノを製造し、販売し、所有させるというビジネスのスキームがあったわけです。 ですが、現在は違います。音楽は主としてダウンロード販売であり、その買いやすさとか、サービスの信頼性などが最も差別化が可能な部分になるわけです。再生機器については各個人がそれぞれ使い

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    goldhead 2012/02/07
    "フォーマットを提案することは新たな文化を要求する"
  • 「上から目線」問題に苦しむ日米の政治家

    兵庫県の井戸敏三知事が、NHKのドラマ『平清盛』について「画面が汚い」という批判を行なったことが話題になっています。これに対して坂東玉三郎氏がドラマの作りを絶賛したとか、神戸市長は逆の意見だとかいう情報が流れたり、NHKがわざわざ演出方針を変えないという見解を出したり、色々な動きがあったわけです。これに対して、井戸知事の方は旗色が悪くなったと見ると2週目の放映後には「面白くなりそう」などと腰砕けになっているなど、ドタバタ劇の範囲を出ない話と言えばそれまでです。 ですが、このエピソードの背景には「目線」の問題が潜んでいる、そう考えると問題は決して単純ではないように思います。恐らく井戸知事は「清盛ブームに乗って神戸に観光に来るような層」は「難しい話」や「地味な話」は嫌いで「華やかで分かりやすい話」が好きだろうという判断で、こうした発言に至ったのだと思います。発言の趣旨は「観光客が減る」ことへの

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    goldhead 2012/01/20
    "少しでも反論すると「お前は偉そうなインテリだ」という「上から目線」のレッテルを相手に貼り付けることが可能という「ハイブリッド・ハイテク話法」"
  • ニューヨーク・フィルの「iPhone 着信音事件」、その時指揮者は?

    昨年末にご紹介した小澤征爾氏と村上春樹氏の対談について、一点気になる部分がありました。それは往年の巨匠レナード・バーンスタイン(『ウェストサイド物語』の作曲者でも有名)が音楽監督だった時代に研修生として指揮をした経験に基づいて、小澤氏がニューヨーク・フィルハーモニーの演奏姿勢について否定的であった点です。 小澤氏の批判は、特に弦楽器の奏法が「軽い」というものでしたが、この点に関しては一昨年からアラン・ギルバート氏が音楽監督に就任したことで大きく改善されています。楽団の名誉のためにも、そのことを申し上げておきたいと思います。このギルバート氏は、日人のお母様が同楽団の現役バイオリスト、お父様も同楽団のバイオリニストで人もバイオリン奏者であり、就任早々に弦楽セクションの奏法を変更しているからです。 さて、このギルバート氏ですが、NYフィルの音楽監督として最も力を入れているのは、グスタフ・マ

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    goldhead 2012/01/13
    もし自分が着信音鳴らしてしまった立場だったら……などと勝手に想像して、勝手に死にたくなった。
  • 人工知能開発の目標が「東大合格?」というプロジェクトへの違和感

    国立情報学研究所という研究所が12月14日(水)に「人工頭脳プロジェクト」キックオフシンポジウムを開催し「具体的なベンチマークとして、2016年までに大学入試センター試験で高得点をマークすること、また2021年に東京大学入試を突破すること」を目標に研究活動を進めていると発表したそうです。このニュースを聞いて、何ともいえない違和感を感じました。 報道等によれば、どうして東大入試の問題をコンピュータに解かせることが「チャレンジング」なのかというと、コンピュータが(1)図形や線画の認識能力が低い、(2)文章の理解力が低い、(3)常識を前提とした思考が苦手、だからであり、そうした能力を開発するためには、東大入試(2次試験のことでしょう)を突破することがベンチマークとして意味があるのだそうです。 果たして当でしょうか? 私は言語学が専門でもあるので、(2)と(3)について例を挙げて考えてみることに

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    goldhead 2011/12/19
    この人工頭脳プロジェクトと石黒教授とオリエント工業によって、世界にフォークト=カンプフテストの必要性を認識させるのが日本国最後の目標といっていい。
  • その男、危険につき

    中国当局はなぜこんな失策をしでかしたのだろう。 11月15日までに1552万人民元(約1億8千万円あまり)の支払いを命じられたとされる、中国の芸術家艾未未氏のもとに、その通告からわずか1週間余りでなんと600万人民元を超える募金が集まった。艾氏はこの募金を「借入金」、そして募金者を「債権主」と呼び、「無利子だが1年後に0.01元に至るまで返済する」と公言している。 人ではなく、彼の支援者が呼びかけたこの「艾未未の債権主になろう」活動は、ここ半年ほど彼の周囲を覆っていた暗い気分を一挙に吹き飛ばした。募金額とその募金者数は1日2回、午前と午後に支援者によってツイッターを通じて1ケタに至るまで報告されている。 それらは中国最大のオンライン決済サービスである「アリペイ」や、支援者個人の中国建設銀行口座、さらに郵便送金を通じて届けられる。一時は外国からの送金も考慮して国際的な決済サービス「ペイパル

    その男、危険につき
  • 服装の悲劇に泣いたイランのなでしこ

    国際サッカー連盟がイラン女子チームの12年ロンドン五輪予選への出場を禁止。試合中のスカーフ着用が規則違反と言うが…… 6月3日、アンマン(ヨルダン)のスタジアム。女子サッカーのイラン代表チームの面々がピッチに姿を現した。12年のロンドン・オリンピック出場を目指して、8カ月にわたり過酷なトレーニングを積んできた。この日のヨルダン戦は、アジア2次予選の重要な第1試合だった。 選手たちのユニホームは、長袖シャツに長ズボン、そしてヒジャブ(頭から首を覆うスカーフ)。イスラム教の伝統に従った保守的な服装だ。 国歌演奏が終わると、審判が突然宣言した──イランのユニホームはFIFA(国際サッカー連盟)の規定に違反しており、出場資格がない、と。 この瞬間、オリンピックの夢が断たれた。数人の選手は茫然とピッチに膝をつき、泣き始めた。「愕然とした」と、キャプテンのニルーファー・アルダラン(25)は誌に語った

  • 観光庁CFのミスは極めて初歩的だという理由

    人気グループ「嵐」を起用した「日への観光キャンペーンビデオ」については、誌の8月24日号掲載のコラム「嵐がニャーと鳴く国に外国人は来たがらない」で仏フィガロ紙記者、レジス・アルノー氏がバッサリ切り捨てていました。その記事を紹介する誌編集部の小暮さんのコラムもかなり辛口でしたので、さっそく映像を見てみました。 私は、この欄で批判したCNNに制作と放映を依頼したらしい外務省の「アリガトウCM」と同じ種類の「間違い」が起きているのかと思ってみたのですが、少々違うようです。今回の「嵐がニャー」のミスは極めて初歩的なものです。それは「人間ゆるキャラ」とでも言うべき演出が、全くドメスティック(国内限定)だということに気づいていないという問題です。 このCMのコンセプトは単純です。嵐のメンバーが、日の各地(東京、京都、鹿児島、沖縄、札幌)に行ってそれぞれの風物を紹介するのですが、その際に「お客さ

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    goldhead 2011/08/24
    だからといって、ゆるキャラに逃げたら「誰にも受け入れられず」に、と。"二枚目路線、国際派、マッチョ、知性派や芸術家肌など「特定の価値観に基づいた権威」が万人に受け入れられるということはなくなった"
  • 釈放されたアイ・ウェイウェイに異変?

    80日近く当局に身柄を拘束されていた反体制アーティストと接触した映像作家が語る、不穏な変化と今後への影響 北京在住の映像ジャーナリスト、アリソン・クレイマンは数年前から、中国の著名な現代アーティスト、艾未未(アイ・ウェイウェイ)を国内外で密着取材してきた。ドキュメンタリー映画『艾未未:ネバー・ソーリー』を製作するためだ(今秋に完成予定)。 中国政府への批判を公言してきた艾は、4月11日に当局に身柄を拘束され、連絡が取れなくなっていた。だが、世界が注目するカリスマ芸術家の監禁に国際的な非難が高まり、処遇に困った中国政府は先週、艾を保釈した。 保釈後、艾はメディアにほとんど発言していないが、人と電話で言葉を交わしたクレイマンに話を聞いた(ロイターが友人の話として伝えたところによれば、艾は今後1年間、電話やツイッター、国外旅行を禁じられており、北京市内での移動についても当局に居場所を報告しなけ

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    goldhead 2011/06/29
    関係ないが、ラッシャー木村を思い出した。
  • 「靴投げ記者」また逮捕の理由

    08年にイラクを訪問したジョージ・W・ブッシュ米大統領(当時)にを投げつけて逮捕されたイラク人ジャーナリスト、ムンタゼル・アル・ザイディがまた捕まった。ABCニュースによると、今度はバグダッドで予定されるエジプト式の反政府デモを支持しようとしたためだ。 ムンタゼル・アル・ザイディは、首都バグダッドのスンニ派地区アブダミヤのアブ・ハニファ・モスクの前で記者会見を開こうとしているところだった。そこへイラク国軍部隊がやってきて、彼を連れ去った。 「連行するよう命令を受けた」と、部隊を率いる陸軍将校はザイディに言った。最初ザイディは逮捕状を要求し抵抗したが、最終的には兄弟のダルガンと共に陸軍のピックアップ・トラックに乗せられた。 ダルガンが逮捕前にAFP通信に語ったところでは、ザイディは、25日金曜日にバグダッドで大規模な反政府集会を開こうという呼びかけに賛同する予定だった。 ■世界に広がった抗

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    goldhead 2011/05/23
    [文化」"最近では、イスラム教徒とは犬猿の仲のイスラエル右派さえ靴投げを真似るようになっている"
  • CNN向け「アリガトウCM」が「残念」な理由とは?

    東日大震災に対してアメリカは米軍を中心に多くの支援をしました。日政府として、これに謝意を示すのは良いことだと思います。また、このCM放映に際して日サイドのクリエーターの方が、政府の細かな注文や規制などに耐えてCMを作ったと察すると、安易に批判するのは失礼かもしれません。ですが、26日からケーブル局の「CNNヘッドライン」で放映の始まった、この「アリガトウCM」を評価することはできません。 そこには日の対外的な広報に見られる誤りの典型があるからです。厳粛な時に厳粛な意図で行われたことを批判するのは気が重いのですが、こういう時に学べなくては永遠に学べないと考え、あえて申し上げる次第です。 まず「顔」が見えません。 謝意を示す際に、一切「顔」の見える個人が出てこないというのは異様であるのと同時に主旨が伝わらない危険があります。「無名のネイティブ英語話者の声優」をナレーターに使っているのも

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    goldhead 2011/04/27
    完全に「ありがとウサギ」の話だと思ってリンクを開いたAC脳の恐怖。つーか、あれをそのままCNNで流したら面白かったのに。面白くてどうする。
  • スカイツリーは東京衰退のシンボルだ | TOKYO EYE | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    今週のコラムニスト:レジス・アルノー パリにモンパルナス・タワーが完成したのは1972年。フランスで一番高い超高層ビルとして、街の中心部に誕生した。この建物は当時、現代化への道をひた走る「新生フランス」をリードする「新生パリ」のエスプリのシンボルして期待された。それは「ほかの先進工業諸国に遅れを取るものか」という意思表示だった。 だがその外観はといえば、六木ヒルズよりはややマシという程度の醜悪さ。時とともに、モンパルナス・タワーは大きな過ちだったことが明らかになってきた。パリの景観を壊しているのだ。 パリは歴史的に「平ら」な都市だ。太陽の光はまっすぐ地面に届き、木々はすくすくと育つ。たちの悪い旅行会社にそそのかされでもしない限り、モンパルナス・タワーを訪れる日人観光客などいないだろう。パリにはこんなジョークもあるくらいだ。「パリで最も美しい景色は、モンパルナス・タワーからの眺め。なぜか

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    goldhead 2010/12/20
    "いずれ東京は、開発業者に食い尽くされるだろう"<東京の人間でないのでようわからんが、もうとっくにそうなってんじゃねえの?
  • 教会を悩ますゲイ聖職者の「乱れた性」

    ローマ中心部のレストラン「レ・マーニ・イン・パスタ」。若いカップルがテーブルを挟んで見詰め合っている。手を握ったり口づけを交わしたりするわけではないが、明らかに単なる友人同士ではない。ただし、気になる点が1つある。服装は2人とも白いカラーに灰色のシャツ----カトリックの聖職者の証しだ。 カトリック教会は同性愛を自然に反する罪深い行為としている。とはいえ、男性同士で愛をささやき合うゲイ聖職者の存在はローマでは公然の秘密であり、多くの市民が見て見ぬふりをしてきた。だが先ごろ、イタリアの週刊誌パノラマがショッキングな暴露記事を掲載すると、状況は一変した。 ジャーナリストのカルメロ・アッバーテは、ゲイ聖職者グループに属するある人物の「パートナー」に成り済まし、ローマの聖職者3人の「秘め事」を20日間にわたりビデオにこっそり録画した。 ビデオに映っていた司祭たちは秘密パーティーでセクシーなダンスを

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    goldhead 2010/10/27
    よくわからんけど、仏教の寺でも武士でもいいけど、男だけの集団で衆道的な関係が発生しないことってあるのかしらん。あったとしてそれは性欲の強さか、魚類とかの性転換に似たものなのか。
  • アメリカの家の前にはなぜ芝生があるのか? | やじうまUSAウォッチ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    アメリカの郊外住宅地のアーキタイプ、レヴィッタウン 「Get off my lawn(わしの芝生から立ち退け)!」 映画『グラン・トリノ』で、ライフルを構えたクリント・イーストウッドがチンピラたちに怒鳴った時、アメリカ映画館では爆笑が起こった。 なんで? アメリカ人に聞いてみると、あのセリフは頑固ジジイが庭に入って来た近所の悪ガキを叱る時の常套句だそうだ。昔、日にもいたでしょ。子供嫌いのジイさん。野球のボールがそのジイさんの庭に落ちたりすると怖くて入れないわけ。 でも、アメリカの場合、芝生にはもっと重要な意味がある。アメリカン・ドリームの象徴なのだ。 自分が生まれて初めて芝生を持ったのは2007年。住宅バブルのピークで家を買ったのだから大馬鹿だったが、それは置いといて、感慨深かったのは、前庭の芝生に立った時だ。 アメリカ映画テレビで観た一戸建てには必ず前庭に芝生がついていた。わずか1

    アメリカの家の前にはなぜ芝生があるのか? | やじうまUSAウォッチ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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    goldhead 2010/10/26
    俺は鉢植えで和芝を育てているが何もおもしろくない。
  • ティーパーティーの正体 | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (2ページ目)

    広告塔 ティーパーティーの「顔」としてオバマに吠えまくるサラ・ペイリン前アラスカ州知事 Brian Snyder-Reuters 11月2日の中間選挙に向けて全米各州で民主・共和両党の候補者を決める予備選が相次いで行われるなか、もはや無視できない存在がある。草の根保守派連合「ティーパーティー」だ。 9月14日に行われたデラウェア州とニューヨーク州の予備選では、ティーパーティーが推す候補が共和党候補の座を勝ち取った。これに先立ち予備選が行われたケンタッキー州やネバダ州やアラスカ州でも、ティーパーティーが共和党主流派の大物候補を破った。 いったいティーパーティーとは何者で、何を求めているのか。 さまざまな調査や集会の参加者を見る限り、この運動の中心となっているのは「大きな政府」を嫌い、社会の変化に敵意を抱く中流層で中年の白人男性だ。その横顔は実のところ、過去の右派運動(78年の「カリフォルニア

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    goldhead 2010/10/14
    "共和党はティーパーティーの台頭を、祝福と戸惑いの入り交じった感情で受け止めている"<自民党も、その手の跳ねっ返りをどうしようかって似たような悩みがあんのかな。
  • アメリカ高学歴エリートたたきの危うさ | アメリカ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    中間選挙を前に、能力主義で逆境を克服し成功したオバマのようなエリートへの反発が噴出、政敵の格好の攻撃材料になっている 1958年、イギリスの社会学者で労働党の政治家マイケル・ヤングは、イギリスの支配階級が自らを解体し、あらゆる世襲権力を廃止し、その代わりに知能指数(IQ)に基づく「メリトクラシー(能力主義社会)」を作り出す未来を描いた(風刺小説『メリトクラシーの法則』)。 物語の中で、学問的才能に恵まれた労働者階級の人々は喜んでエリート層の一員となる。しかし才能がない人々はエリート層に対して、かつての貴族階級に対してよりさらに激しい恨みを抱く。2034年にはこの恨みが、暴力的で大衆迎合的なポピュリスト革命を引き起こし、メリトクラシーは一掃される。 当時からずっと、ヤングの小説アメリカに対する警鐘だと一部の人々は受け止めてきた。72年にアメリカの社会学者ダニエル・ベルはこの物語を引用し、驚

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    goldhead 2010/10/14
    人間の生まれ持った性能差というのは何重もの意味でいかんともしがたい。