Omodakaの始まりは競艇から ――寺田さんは80年代から活躍していらっしゃいますが、Omodakaとしての活動開始は2001年です。当時は〈競艇〉をテーマにした楽曲を多数制作していらっしゃいますよね。 「当時たまたま麻雀とパチンコの曲を手掛けたので、〈次は競艇だ〉と思って、競艇のこともよく知らないのに作り出したんです。でも、初めて行った競艇場で大きな大会をやっていて、みんなやさぐれてるし、流血沙汰の喧嘩とかもあって、そのワイルドさが衝撃的でおもしろかったんですよね。そこからすっかりハマってしまって。競艇場でボロボロに負けて、帰ってきて曲にする。出来た曲を映像作家の方が作った映像と合わせる。そんなことがOmodakaの初期の活動でした。競艇の楽曲と同時に、民謡をまったく別のオケに乗せるという、いまのスタイルにも取り組んではいたんですが、この頃のメインは競艇の楽曲のほうでした」 ――〈Om
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