茶室如庵 (2023年(令和5年)3月) 茶室内部から見た土間庇袖壁の窓 (2004年(平成16年)12月) 如庵(じょあん)は、愛知県犬山市の有楽苑にある茶室である。昭和26年(1951年)に国宝指定されている。 概要[編集] 昭和47年(1972年)に、名古屋鉄道によって現在地に移築された。国宝指定は昭和26年(1951年)[1]。この如庵という名称は、一説によれば庵主織田有楽斎のクリスチャンネーム「Joan」または「Johan」から付けられたという。なお、有楽斎はこれより前に如庵の名を持つ茶室を大坂天満屋敷にも好んで(造って)おり、同じ有楽苑内に「元庵」の名で復元されている。通常非公開で見学不可であるが、特別公開日には内部公開される。 歴史[編集] 元和4年(1618年)に、織田信長の弟・織田有楽斎によって、京都・建仁寺の塔頭・正伝院が再興された際に建造された茶室である。明治6年(1