デザイナーフーズ計画(英: designer foods program)とは、1990年代にアメリカ国立癌研究所 (NCI)を中心に、植物に含まれる化学物質(ファイトケミカル)の中でがんを予防するために役に立つ可能性のあるものを特定し、それを加工食品に加える目的で実施された計画である[1][2]。この食品の機能性を探求する試みは、それまでに行われた観察研究の文献調査に基づき、がん予防効果が高いとされる約40種類の野菜や果物をリストアップして終了した[1]。しかし、これらの食品のがん予防効果について、臨床試験では十分な証拠が存在しない[3][4][5][6]。 デザイナーフード (英: designer food)とは、食品中に既に存在する栄養素や他の補完的な栄養素を強化または濃縮し、何らかの健康効果を持つように設計された食品を指し、同義語に「functional Food(機能性食品)」