KDDI研究所は27日、インターネット上のブログやツイッターにプロフィルの記載がなくても、過去に書き込んだ内容から、利用者の年代や性別などを推定する技術を開発したと発表した。 ネット上に書き込まれた商品やサービスに対する感想を自動収集し、年代や性別ごとに分類することで、市場調査への活用が可能になるという。 開発した技術は、利用者のIDを利用して過去の複数のコメントを読み取り、書き込まれた単語などから年代、性別、職業、出身地、趣味などを判定する。 例えば、「学校」「部活」「宿題」などの単語が多ければ「10歳代の学生」、「梅田」「なんば」「やねん」などの書き込みが多いと「関西居住」と推定できることを利用した。