企業がイノベーションをリアルに追求する中、ひときわ注目を集めているのが「デジタル技術を活用して新しい事業、新しいサービス、そして新しい経営を打ち立てる」というアプローチ。わずか数年の内に、グローバル・トップファームの多くがこの領域への注力を明らかにしてきたことからも、産業界の期待の巨大さが見て取れる。 ボストン コンサルティング グループが2014年に本国アメリカでスタートしたBCG Digital Venturesは、すでにグローバルで具体的にアクションを起こし、成果も生み出している。そして2016年、世界で6番目の拠点として「東京センター」が動き出した。 はたしてBCG Digital Venturesとはいかなる集団で、何を目指しているのか?東京センター開設の立役者でもある平井陽一朗氏が答えてくれた。 なぜBCGが「デジタル」にここまで注力するのか? なぜ別組織として動いているのか?