2011年12月13日、予想外の企業がAndroid向け日本語入力メソッド「Simeji」の買収を発表した(関連記事「バイドゥ、IMEの「Simeji」を取得しスマホ市場に殴り込み!」)。その企業とは百度(バイドゥ)。中国国内においてはGoogleを抑え1位のシェアを、世界でも第3位のシェアを誇るという。 買収から約4ヵ月が経ったが、Simeji開発者は百度に入り、何を感じ、どう行動したのか? ここに興味を持ち、今回のインタビューをお願いした。お相手をしてくれたのはSimejiの開発者であるモバイルプロダクト事業部部長の“Adamrocker”氏こと足立昌彦氏、そしてデザイナーであるモバイルプロダクト事業部マネージャーの矢野りんさんだ。 買収されようと思ったきっかけは一体何だったのか。そして日本でもあまり内部の様子が聞こえてこない百度とはどんな会社なのか。まずは、このあたりから話を聞いてい
![なぜバイドゥはSimejiを買ったのか? 開発者から真実を聞く (1/4)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/57cf3243bf222b203c16c3272dc5d945d891b11f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2012%2F05%2F17%2F1579719%2Fl%2F74c9db061fc077a3.jpg%3F20200122)