インドでは牛は尊い生き物とされているのはご存知の通り。町中いたるところに牛様が闊歩し、道路に横たわっていたら車は止まる。 そんな神々しい牛からでる尿もまた神聖なるもの。特に出産をしていないメス牛が日の出前に出す尿は、がん予防を含む、様々な病気に効果があるとされており、実践しているのだそうだ。 数千年前からインドでは尿を飲む健康法が存在していた。一度は下火となった牛尿健康法だが、インド北部、ウッタル・プラデーシュ州では、最近になって再びブームの兆しをみせているという。それは、この地に住むヒンズー教の指導者が牛尿健康法を推進している為だ。 この画像を大きなサイズで見る 指導者は、まだ一度も出産を経験していないメス牛の尿は、ガンをはじめ、糖尿病、結核、胃など、様々な体の病気に効果があると説いており、地域の人もこの教えにもとづいて、毎朝出産前の牛の前に並び、神聖なる尿を飲みにくるという。 この画像