ロシアの友人やビジネスパートナーからメールの返事がなくて心配することがあるだろう。それは祝日だからかもしれない。ロシア人がどんな日に休みを取るのか、またどんな日に彼らにお祝いの言葉をかけると喜ばれるのか。そんな祝日を集めた。 アメリカや多くのヨーロッパ諸国では国が定める祝日は11日あるが、ロシアは8日。この国の祝日が土曜日または日曜日と重なった場合は、平日に振替休日がある。ちなみにこうした祝日の前後はロシア行きの航空券が普通より高くなり、街には人で溢れかえっているということを覚えておいた方がいいだろう。 ① 新年 12月31日から1月1日にかけて 世界の半分の国々がカトリックのクリスマスを祝っている間も、ロシア人は12月30日まで懸命に働いている。しかし31日からは、単なる大きな祝日ではなく、大々的な“儀式”が始まる。 “儀式”に欠かせないのは、この日すべてのチャンネルで放映されるソ連映画