ポール・ニューマンは1969年に主演した映画『レーサー』がきっかけとなってレーシング・ドライブにはまった。妻のジョアン・ウッドワードからプレゼントされたロレックスのデイトナを、レースに参戦する際はもちろん、フォーマルな場でも悪びれることなく身につけた。その腕時計がオークションに出品、史上最高額で落札された。 文・岩崎昌子
ベトナム─インドシナ半島のあの仏教国と、複雑精妙なその文化に私は常々興味を抱いていながら、これまで訪れることがなかなかできずにいた。今回、「インターコンチネンタル・ダナン・サンペニンシュラ・リゾート」(以下、DSPRと略記)に滞在する機会に恵まれるまでは。 南北に長い海岸線を持つベトナム中部の都市ダナン。その街外れにひっそりと連なる自然保護区ソンチャー半島の懐に抱かれたこのリゾートは、小さな湾の奥にプライベート・ビーチを有し、湾の景観のすべてを見下ろせる別天地に密やかに立つ。「聖なるモンキー・マウンテン」の別名もあるソンチャー山へとつづく斜面上にリゾート施設が4階層─シー、アース、スカイ、ヘブン─をなして重なり合い、ゴンドラが階層間を上り下りする。ここDSPRではモンキーがシンボルキャラクターで、滑稽な仕草をしたモンキー像があちこちに置かれている。聖なるモンキーをかたどった像がどれなのかは
2017年上半期、グルメニュースとして注目を浴びたのは、これまで以上に個性的な店の数々。ただおいしいだけではない。従来の枠を打ち破る新たな試みが食いしん坊たちの好奇心をくすぐっている。そんな新鋭10店を紹介する。今回は東京・青山にある「ふた味」。 文・大石智子、小松めぐみ 写真・松川真介
確かにビックサイトで大きなイベントは数多く行われているものの、東京モーターショーのようにすべてのフロアを使う規模のイベントなどは無い。くわえて床にジュータンを引いたり、展示ブースにすべて”カベ”があったりするような豪華な作りも見られない。プレスデーに来て「自動車産業の凄さを感じました」という若い編集者は少なくなかった。 そういった若手世代からすれば、多くの出展物が興味深かったらしい。「小さな幸せ」をアピールしたダイハツのブースでは「こんなクルマ出たら欲しい!」という声も多く、冷淡な年配層とちがう反応。 はたまた燃料電池の説明を聞き「排ガスが水だけというのは信じられない! 素晴らしい!」とも。電気自動車に対する関心の高さだって驚くほど。若手記者が書いた記事の多くは「今回の東京モーターショーの主役は多くのメーカーが出展した電気自動車」みたいになる。 自動運転技術を評価する若手は、日産が出展した
最上級のスパークリングワインとして仲間との時間に燦めきをもたらすシャンドン。そしてサーキットで輝きを放つフェルナンド・アロンソ。両者の間には、ある共通点が存在する──。 ▲プレミアム スパークリングワインのシャンドンは2015年からフェルナンド・アロンソが所属するマクラーレン・ホンダF1™チームのオフィシャルパートナーに。 スパークリングワインという文化を世界に広めたシャンドン クルマ好きが集まると、「結局はだれが一番速いのか?」という話題になる。コーヒーでお腹がちゃぽんちゃぽんになっても結論が出ない話題であるけれど、ジャッキー・スチュワートやニキ・ラウダといったF1界のレジェンドは口を揃える。「フェルナンド・アロンソこそが最速である」と。 そのアロンソが所属するマクラーレン・ホンダF1™チームは、2015年にスパークリングワインのシャンドンとオフィシャルパートナー契約を結び、以来アロンソ
『GQ JAPAN』がSpotifyのために選曲するプレイリスト企画の第7弾のゲストセレクターは、DJとしても活躍するお笑い芸人のやついいちろう氏。今回は、DREAMS COME TRUE 18枚目のオリジナル・アルバム『THE DREAM QUEST』のリリースを記念して、男にオススメする楽曲を選んでもらった。 『GQ JAPAN』とSpotifyのコラボレーションにより、月イチで特別なプレイリストを公開している本企画。11月は、最新アルバム『THE DREAM QUEST』を発売したばかりのDREAMS COME TRUEにスポットをあてた。 「中学生のとき、ラジオでたまたまかかっていた『APPROACH』をカセットテープに録音して何度も繰り返し聴いていました」 と語るのは、18年にわたってドリカムを愛するお笑い芸人界随一のドリカムファンのやついいちろう氏。お笑いコンビ「エレキコミック
トヨタは10月25日から開催する東京モーターショー2017で、水素を燃料とする(近)未来に向けたコンセプトカー「Fine-Comfort Ride」を発表する。 文・小川フミオ
確かにビックサイトで大きなイベントは数多く行われているものの、東京モーターショーのようにすべてのフロアを使う規模のイベントなどは無い。くわえて床にジュータンを引いたり、展示ブースにすべて”カベ”があったりするような豪華な作りも見られない。プレスデーに来て「自動車産業の凄さを感じました」という若い編集者は少なくなかった。 そういった若手世代からすれば、多くの出展物が興味深かったらしい。「小さな幸せ」をアピールしたダイハツのブースでは「こんなクルマ出たら欲しい!」という声も多く、冷淡な年配層とちがう反応。 はたまた燃料電池の説明を聞き「排ガスが水だけというのは信じられない! 素晴らしい!」とも。電気自動車に対する関心の高さだって驚くほど。若手記者が書いた記事の多くは「今回の東京モーターショーの主役は多くのメーカーが出展した電気自動車」みたいになる。 自動運転技術を評価する若手は、日産が出展した
自動巻き薄型トゥールビヨンをベースに、永久カレンダーとイクエーション・オブ・タイム(均時差)を搭載したブレゲの超複雑時計、「マリーン エクアシオン マルシャント 5887」「斬新すぎる」と評する時計ジャーナリストの並木浩一が見どころを解説する。 文・並木浩一 写真・星 武志(estrellas) マリーン エクアシオン マルシャント 5887フランス海軍のマリン・クロノメーター(航海用精密時計)の製造者としてアブラアン-ルイ・ブレゲが築きあげた偉大な遺産からヒントを得た「マリーン」ウォッチ。新作のコンプリケーションは、ブルー仕上げのゴールド製ダイヤル、18K ゴールド製の蓄光ブレゲ針、ゴールドの太陽モチーフが刻まれた真太陽時表示針が特徴。10時-11時位置は曜日を、1時-2時位置は月と閏年を、先端にイカリのモチーフを配したレトログラード針が9時-3時位置で日付を、7時-9時位置でパワーリザ
バンジャマン・ロベル ポアレCEO、バンジャマン・ロベルはヴァン クリーフ&アーペルやプランタン・パリ、ギャルリー・ラファイエットなどで要職を歴任。2012年にポアレに加わり、ブランドの眠れる可能性を再び呼び覚ますことに情熱を傾ける。 ヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ」やルイ・ヴィトンの「タンブール・ムーン」など、時計界では自分で簡単に取り替えられるインターチェンジャブルのストラップがトレンドだ。その日の装いに合わせて着替えるような感覚で、手元の印象を簡単にチェンジできるのが魅力だ。 容易に脱着できるストラップの先駆け的存在が、パリのブランド「ポアレ」であることをご存知だろうか。ポアレは、1980年代にはすでにストラップのインターチェンジャブル化を実現し、1990年代には日本でも女性たちの間で、レクタンギュラのアイコンモデル「マ・プルミエ(私の一番)」がブレイクした。ストラ
現在放送中の米ドラマ『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2でFBI捜査官を熱演し、アクション女優として大いに注目を集めるマギー・Qの魅力を紹介します。 Maggie Q as Nikita - a spy and assassin who has gone rogue. She is now working to bring down Division - the secret government agency which recruited her. Division rescued Nikita from death row, faking her execution, and forced her to become an assassin. After being betrayed, Nikita turns rogue and becomes determined to bri
チュートリアルビデオを見て独学でギターを習い、ヒット曲をカバーした映像を動画共有サービスVineに投稿したのをきっかけに歌手デビューを果たしたショーン・メンデス。まさにソーシャルメディア時代が生み出したスターだ。 「ぼくはいたって平凡なものが好きです。他の人と違わなければいけないとは思いません。大好きなTシャツは色あせてもボロボロになっても捨てられないので、いつも母に呆れられています」とティーンらしいコメント。15歳のデビューから絶え間なくヒット曲を連発し世界中を飛び回る毎日だが、自分の一挙一動が世界中に注目されるのは疲れない? 「失敗する自由も欲しいと思うときがあります。成功したときだけじゃなく、間違えたりしたときの気持ちだって知りたいです。曲のインスピレーションってそこから生まれるものじゃないですか?」。 ごもっともな意見だ。ミレニアル世代について尋ねると、「その言葉、あまり好きじゃな
マツダは去る9月、画期的な低燃費ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を発表。この次世代エンジンは一体なにがスゴイのか? 東京モーターショーでのお披露目を前に、モータージャーナリストの小川フミオが体験した。 文・小川フミオ
格闘技、武術というものは、個人種目なので、基本的に一流一派でそれこそ数え切れないほどの流派が存在する。日本だけでも何千の流派・団体があるので、その歴史を説明するには、一冊の本でも足りないだろう。 そこで基本的にここではアマチュア格闘技(武道)とプロ格闘技の成り立ちを簡単に説明しておきたい。 そもそも、武術というのは、実戦(昔でいう戦、現代でいうストリートファイト)で、いかに相手を殺して身を守るのか、そのための術として研究されてきたものだ。その大前提には剣などの武器術があった。しかし、近代になり、武器での殺し合いが法律的に禁止されるなかで、徒手による武術が発展する。そこに西洋の「スポーツ」という概念が加わり、さらに単なる殺し合いの術では社会的に認められないので、精神性や哲学を盛り込んで武術が「武道」に発展してきたという経緯がある。 こうした「武術のスポーツ化」の先駆者が柔道を作った嘉納治五郎
「相手が詐欺師かどうかは時計と靴を見ればわかる」と語る時計ジャーナリストの広田雅将。その思いの原点となったのは? By Masayuki Hirota Illustration: Osushi Muroki 昔、知り合いに連絡をもらい、連れ立って人と会いにいった。「いい投資話なんだが、どうもうますぎるし、人も怪しい。ヒロタはそういう人間をたくさん見てきているだろうから、一緒に来てくれ」とのことだった。その知り合いは、ネズミ講まがいのビジネスを考えたり、区議選だか市議選だかに立候補したりと、実に騒がしい男だった。今何をしているのかは知らないが、当時は華やかで、毎日のように怪しい人たちと会っているようだった。 吉祥寺のマクドナルドに出向くと、背の高い紳士が座っていた。シャツの袖も適切な長さで、袖口からはブレスレットまでプラチナ製の時計がのぞいていた。買えば500万円はするだろう。なぜわかったか
走ってヨガして悟りを開け!──アジア初上陸のマインドフル・トライアスロン『WANDERLUST 108 YOKOHAMA』 ランニング、ヨガ、瞑想の3ステップで心身の健康を目指すのが、マインドフル・トライアスロン。2009年にカリフォルニアで発祥したこのイベント『WANDERLUST 108』が11月18日、横浜赤レンガ倉庫を会場にアジア初上陸する。
『トランスフォーマー』シリーズ2作目までのヒロインを演じ大ブレイクしたミーガン・フォックスの女優としてのキャリアが低迷気味だ。そんな彼女がこれまでを振り返り、「どん底時代」を語った。 文・ゴシップキャット
ティファニーがブランド設立180周年を記念してスクエアウォッチを発売。1920年代の時計が着想源というヴィンテージ・ルックなこのモデルは、70年代ファッションが元気な今の時代の空気感にぴったり。エレガントな限定180本は、即完売必至だ! Photos: Takeshi Hoshi (still life), Shinji Serizawa (model) Styling: Shota Iigaki Words: Hiroyuki Suzuki 設立180周年を迎えたティファニーが送り出した限定モデル「ティファニー スクエア」ウォッチには、時計専門家として久々に心が躍った。ティファニーが1920年代に手掛けていたスクエアウォッチに範を取ったケースは、幅27mmとやや小ぶり。YGケースはベゼルレスで仕立てられ、柔らかな四隅がボクシーな雰囲気をセーブ。スリムさとエレガントさを強調している。サイズ
『トランスフォーマー』シリーズ2作目までのヒロインを演じ大ブレイクしたミーガン・フォックスの女優としてのキャリアが低迷気味だ。そんな彼女がこれまでを振り返り、「どん底時代」を語った。 文・ゴシップキャット
『NAVI』の主筆(的存在)は、徳大寺有恒さんだった。私にとって徳大寺さんは、”文化の入り口”であり”学外の先生”。ヌーヴェルヴァーグの映画にしても、日本の黎明期のレース・シーンについても、イタリアにアマルフィというリゾート地があることも、みんな徳大寺さんの文章から教わった。 そんな徳大寺さんが残した名著のひとつに『ああ、人生 グランド・ツーリング』がある。『間違いだらけのクルマ選び』がハード寄りにクルマを評論したものなら、この本はもう少し文化寄りで、『NAVI』で発表してきた文章を集めた”名文集”だった。ボルボV90の試乗会で北海道に行くことになったとき、久しぶりにこの本のことを思い出した。なぜなら、その試乗会が東京から”自走”するという滅多にないハードな内容で、これは徳大寺さんの言うグランド・ツーリングにほかならない、と思ったからだ。 初対面のV90は、想像していたより押し出しが強いク
上のタイトルみたく叫びたくなるくらいモードな服は魅力的だ。まるで蝉の成虫みたいに短い命を駆け抜ける……。最高に旬な逸品がここにある。 Words: Kaijiro Masuda Photos: Utsumi (model), Shinsuke Kojima & Daigo Nagao (still life) Hair & Make-up: Ken Yoshimura @ Avgvst Styling: Noriaki Moriguchi @ GQ 長く着られる定番はもちろんいい。けれども、そのシーズンを象徴するような服=モードもやっぱり捨て難い。定番とモードを行き来するのが、21世紀の紳士なのだ。そこで、2017年秋冬の数多のトレンドの芽から、①70’s Mood ②Urban Outdoor ③A Little Orange─の3つを抽出。その3つのトレンドを構成する旬なブランドの旬な
アルバート・ツェ料理長が作る点心は、従来の中華のイメージを覆すものばかり。味はもちろん、絵画のように美しく盛られたプレゼンテーションも見事。「サタデー点心ライブラリー」より。 無精髭をのばし、着慣れたTシャツにスウェットパンツでのんびり——週末くらいそんなふうに過ごしたい気持ちもよくわかる。でもたまには、ちょっとおしゃれをして出かけてみてはどうだろうか。そこにはきっと発見があるはずだ。 コンラッド東京の「チャイナブルー ウィークエンドブランチ」もそんな発見に満ちた週末の過ごし方のひとつ。館内にある「チャイナブルー」は、中華の常識ともいえる赤ではなく、ブルーを基調としていることからもわかるように、従来のチャイニーズのイメージを覆す斬新な料理を提供することで知られている。
そもそも「嫁」というのは、三省堂の辞書によれば「息子の妻として、その家族に迎え入れられる女性」である。嫁と呼んでいいのは、本来、結婚した息子の父親及び母親だけなのだ。しかし、この嫌悪は、言葉を正しく使っていないから、ということだけによるのではない。なんというか、もうちょっと生理的なものである。辞書によっては「嫁」の解釈を広げている場合もあるにはあるけれど、結局根っこはこの発想なのだ。 このページ担当の編集者によればテレビの中の芸人と括られる人たちによって普及したらしい。なるほどね。 まったく個人的な独断と偏見でいわせてもらえば、「うちの嫁が」には、時代錯誤な男尊女卑やら過剰な上下関係やら、カビ臭い価値観がたくさん染み込んでいる気がする。女に家を背負わせるという漢字の成り立ちをそのまま、平成29年の今でも平然とやってしまう、もしくはそれを理想としている人たちの言葉づかいだ。だって、これ、対等
スパイは、割に合う“商売”か? 1989年秋、「壁崩壊」の頃のベルリンを舞台に、英、米、仏、ソ連、東ドイツのスパイが虚々実々の騙し合いと命懸けの肉弾戦を繰り広げる映画『アトミック・ブロンド』を観ながら、あらためてその疑問が頭をよぎった。 編集者として、『スパイはなんでも知っている』(新潮社2001年)という本を作ったとき、著者の春名幹男さんに、「東京にいるケースオフィサーは、どのくらいの給料をもらっているのか、ぜひ調べて書き込んでほしい」とお願いした。春名さんは、情報戦についての著述も数多い、「日本でいちばんスパイに詳しいジャーナリスト」だ。CIA(米中央情報局)のキャリア要員をケースオフィサーと呼ぶが、彼らがどのくらいもらっているのか興味があった。 春名さんが情報網を駆使して調べてくれたところによると、あるスパイの場合、給料の等級がGS(米国の一般職員等級)14、すなわち年収7万ドル(当
クラシック回帰が騒がれるずっと前から、日本の男はクラシックと呼ばれるものに弱い。そんなあなたをメロメロにする極めつきをピックアップ。 Words: Kei Takegawa, Kaijiro Masuda Photos: Shinsuke Kojima & Daigo Nagao Styling: Akito Kitano 時代を超えて残ったアイテムには揺るぎない存在感がある。それはテーラードやドレスシューズに顕著だが、仔細に観察すれば超絶技巧のオンパレードなのだ。オタク気質な日本人がはまっていってしまった気持ちもわからないではない。ここでは、はるか昔から紳士の信頼を勝ち得てきたアイテム、あるいはヘリテージへのオマージュを前面に打ち出した、現在の英知を結集したアイテムを厳選紹介する。正統中の正統─そういっても過言ではないアイテムがずらりと揃っている。
「語っちゃってスミマセン」インタビュー中、何度もそう口にした本田翼。大好きな『鋼の錬金術師』について、いくら話しても話したりないというふうに。それだけに、実写映画への出演には大きなプレッシャーが伴ったという。 「正直、最初は『ホントに実写化しちゃうの!?』と思いましたし、(戦闘シーンはCGなので)撮影中、山田(涼介)くんが何もない空間に殴りかかっているのも、見ててツラかった。でも、完成した作品を見て、これはスゴい!と。映像があるからこそ、『命をもてあそぶな』という原作のテーマをいっそうリアルに感じてもらえる部分もあると思う」 イタリアロケでは「パスタとパンのダブル炭水化物で、すっかり肉付きがよくなった」と苦笑。強くて可愛いヒロインにふさわしいヘルシーな魅力がスクリーン上に炸裂する! 『鋼の錬金術師』 錬金術で人体を錬成する禁忌を犯した兄弟は、失った身体を取り戻す旅に出る─大ヒットコミックを
とうに世紀をまたいだ20世紀生まれのアイテムはすでに銘品と呼ばれる資格十分だが、そこからさらに絞り込んで選ばれたのがここで紹介する16点である。 Words: Kei Takegawa & Kaijiro Masuda Photos: Shinsuke Kojima & Daigo Nagao Styling: Akito Kitano いうまでもないけれど、時代の荒波に揉まれても海の藻屑とならなかったプロダクトには、それだけの浮力があったということだ。テクノロジーが太刀打ちできないマテリアル、コンストラクション、そして、普遍的なデザイン……。この点で、20世紀からつづくプロダクトはほとんど永遠の航海を保証されているといっても過言ではない。たとえば、いずれ子や孫に譲りたい。そんな思いで手に入れても決して後悔しないアイテムばかりだ。
彼らの仲睦まじい姿はたびたび目撃されていた。今月1日のワールドシリーズでヴァーランダーの所属するヒューストン・アストロズが初優勝を決めた瞬間にスタジアムにいたケイト。ヴァーランダーと抱き合い、カメラの前でキスする姿を披露した。2人の姿はケイトのインスタグラムに登場することも多く、幸せそうな姿が見てとれる。 ケイトはこの特集に2011年初登場。その年の新人のなかでもっとも期待される「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた過去をもつ。この水着特集号に出ること自体が水着モデルとして大きなステイタスなのだが、なかでもとくに名誉なのは表紙を飾ること。なんとケイトは2012年、2013年、2017年の特集号で表紙に登場する快挙を成し遂げ、もはや伝説的な存在となっている。 とはいえ、ケイトが生きる伝説となっているのは「ルックスが素晴らしいから」だけではない。2013年の号で、極寒の地である南極での撮影に
『ホリデイ』(2007年公開) ロンドンの新聞社に勤めるコラムニストのアイリス(ケイト・ウィンスレット)は恋人のジャスパーが他の女性と婚約したことを知る。いっぽう、ハリウッド映画の予告編製作の会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は恋人イーサンの浮気に気づき、別れることに。アマンダは失恋の傷を癒すために旅に出ることを決意。お互いの家を交換して生活する「ホームエクスチェンジ」のサイトからイギリスの小さな村にあるアイリスの家を見つけ、交換を申し出た。意気投合した2人は翌日に家の交換を実行。そこでアマンダはアイリスの兄グレアム(ジュード・ロウ)と、アイリスは映画音楽の作曲をしているマイルズ(ジャック・ブラック)に出会う。彼女たちに新たな恋は生まれるのか!? 【主なキャスト陣】 アマンダ…キャメロン・ディアス アイリス…ケイト・ウィンスレット グレアム…ジュード・ロウ マイルズ…ジャック・
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