浮気がバレてもヒュー・グラントの“愛され力”を学べば大丈夫!?──ジェーン・スー&高橋芳朗のラブコメ映画ガイド6 「現代の男に必要なものこそラブコメだ!」と語るジェーン・スー&高橋芳朗。ヒュー・グラントはカッコいいけど三枚目。そんな彼には、どんな男性にも盗める要素がたくさんあるそうです。
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「誕生の瞬間に完成されていた タンクウォッチの美しさ」私の所持する衣類や身の回りの品々の中でどうしても手離せないものを挙げてみると、ブルックス・ブラザーズのオックスフォード地のボタンダウンシャツ、同じくパジャマ、オールデンのコードバンの靴、エルメスの小さな手帳、モンブランの筆記用具、そしてカルティエのタンクウォッチとなる。 私にとって20世紀を象徴する機械は腕時計とクルマだ。タンクウォッチは20世紀初頭に宝石商の王でありながら、テクノロジーの飛躍的な進歩が世界を劇的に変えていくことを理解していたルイ・カルティエと天才時計師、エドモンド・ジャガーによって生み出された神話的な作品だ。芸術品と呼んでも差し支えないタンクウォッチのデザインの何よりの特徴は、最新のテクノロジーを集約した兵器であったをモチーフとしたこともあって、インダストリアルな雰囲気をエレガンスに落とし込んだ直線的でシャープな”スピ
数年に1度のレベルという強烈な寒気が、恐ろしくも“毎週”やってきた2018年1月の日本列島。そのもっとも雪の深い日にスバルは雪上公道試乗会を開催した。参加した吉田 匠が雪原の彼方からレポートする。 文・吉田 匠
自動車メーカー系が一般に清楚といっても、購買ターゲットの想定年齢が若いクルマになると、セクシー度が高まる。ダイハツやスズキの元気さかんなチューンド・モデルの展示スペースでは“カメコ”が群がっていた。 カメコ(カメラ小僧)と書いたけれど、かわいいコンパニオンたちを撮るのは男性に限らない。女性でも熱心な様子で撮影に精を出しているひとが意外に少なくないのだ。 クルマとコンパニオンの組み合わせは、もとは英米のショーで始まったことだが、日本でもすっかり定着した。ファスト・カーとガールは、少年とクルマ好き少年みたいなおっさんにとっては永遠のあこがれかも。
2017年12月初旬、ロサンジェルスのスタジオでカメラレンズの前に立ったファレル・ウィリアムスは、ほとんど無口でニコリともしない。目つきもどこか反抗的だ。まるで身に着けたレザージャケットやダメージジーンズのパンク・スピリットが乗り移ったかのように。しかし、撮影を終えて対面インタビューになると、身を乗り出して饒舌に、だがゆっくりと話し始めた。 「”パーティやろうぜ”とか”愛してるぜ”とかって気分じゃなかった。”俺の愛車に乗らないかい?”っていうような音楽は一切やりたくなかった。この世の中、いまやすっかり変わってしまったから。もはや何が正しくて何が間違ってるかなんて区別もつかない。そういうことが重要じゃなくなってしまっているみたいだ」 7年ぶりにニューアルバム『ノー_ワン・エヴァー・リアリー・ダイズ』を発表したN.E.R.D。音楽プロデューサーチーム、「ザ・ネプチューンズ」の相方であるチャド・
「コラボ発祥ブランド」あるいは「コラボ最多ブランド」として、ギネスに認定してもらいたいようなジュンヤ ワタナベ マン。今でこそ、ストリート、ラグジュアリー問わず、コラボ大祭りが連日ファッション界を賑わせているが、もともとアウトドア系やワーク系、スニーカーメーカー各社と、がっぷり組んだコラボを始めたのは、同ブランドが最初である。 ゆえに、他とは違うユニークなことをする、という矜持(きょうじ)があるわけで、しかも本来、まるでアートなウィメンズから、本格派のテーラードまでこなす実力派。単に「スニーカー屋と組んでちょっと個性的なの作りました」的なことだけをするはずもなく、それゆえか「コラボなのに、コラボであることが、わかりにくい」という演出のショーが行われた。一番のウリ部分を強調しないなんて、やっぱり本家本元は違う。 どういうことかと言うと、まずモデルがバッグを持って現れる。バッグの形状は実にさま
運転しやすく乗って快適なクルマをどう作るか。設計的にも仕上げ的にも、最近のスズキはそのへんの勘どころをよくわかっている。クルマに乗ったり、あるいはそれを作った技術者と話したりするにつけ、どうもそう思えてならない。 そのワカッテル感がいちばんわかりやすいのは、クルマでいうとSX4 S-CROSSとエスクード。つまりMade in Hungaryの輸入車で、いってしまえば欧州市場向けの製品のオスソワケ物件である。日本市場における販売台数は、メジャーな国産スズキ車と較べたら現状、スズメのナミダ程度でしかない(数売る気がハナからないのかと思ったら、必ずしもそうではないらしい)。 国産スズキ車のなかではスイフトがヨイ。特定のある部分に注目すれば、他の国産スズキ車にも「おお」となる見どころはある。あるけれど、1台のクルマとしてフツーにオススメ度が高いのは……となると、スイフト。 個人的に殿堂入り認定し
長らく時計のフリーライターをやっていたが、ひょんなきっかけで出版社の社員になり、小さな時計雑誌で編集長になった。”ヘンシューチョー”だの”センセー”だのと祭り上げられて喜ぶ人もいるだろうが、筆者は大体よろしくないと思っている。 昔からお金がなかったので、いわゆる「ガラ」を多く買ってきた。ガラというのは動かない時計のことで、しかしそのなかで動くものを見つけるのがまた楽しいのである。玉石混交といいたいところだが、たいていは石だ。もっとも見ていくうちにハズレは引かなくなるのであって、それをして人は「目が肥えた」という。かくいう筆者も、”石”を引きまくった結果として、”眼”には多少の自信をもつに至った。ただ祭り上げられていると、「狩り」の感覚がどうやら鈍ってくるらしい。最近はガラのなかでも、どうにもならないものばかりを引いている。この状態が続いたならば、いよいよ時計の商売から足を洗わねばならぬ。
エクストリームな肉しゃぶ 週に7回肉を食べる“肉食ライター”の小寺慶子さんにとっても、「東京肉しゃぶ家」は衝撃だった。きっかけは、都内に「焼肉KINTAN」や「しゃぶしゃぶKINTAN」を展開する(株)カルネヴァーレの代表取締役・鳴坂竜一氏の推薦。ふたりの間で、こんなやりとりがあった。 鳴坂氏の言うとおり、小寺さんは翌日の予約をすんなり取り、ひとり大久保へと向かった。店は歌舞伎町を隣にする職安通り沿い。韓国料理店やドン・キホーテが並ぶなか、「東京肉しゃぶ家」はそのエリア内で目立って小ぎれい。中に入ると、女性ひとりでも過ごしやすそうな小綺麗なカウンターの店だった。 目当ては世にも珍しいシャトーブリアンのしゃぶしゃぶ。肉が登場すると、見た目にも味にも仰天した。 「あれほど大きくて分厚いしゃぶしゃぶを出す店を見たことがありません。ステーキかと思うくらい。しかもシャトーブリアンです。食べてみると、
トラックスーツからドロップショルダーのジャケット、大胆なロゴつかいまでダンヒルがニュージェントルマン像に挑戦した! 文:岩田桂視(GQ) ダンヒルの2018-2019年秋冬コレクションがパリで発表された。会場はマルゼルブ大通り沿いにあるリセ・カルノー内のエッフェルホールだ。1880年頃に建てられたというこの、いかにもエッフェルの作らしい鉄を主体にした構造物のインダストリアルな雰囲気に驚いていると、ポル・ロジェのシャンパーニュで歓待を受けたのにも驚いた。ポル・ロジェといえば、宰相・チャーチルが愛飲したシャンパーニュとして知られる。さすが、イギリスのメンズ・ブランドらしい選びである。 ファースト・ルックは肩掛けしたビッグサイズのチェスターフィールドコートに、ピンチェックのトラックスーツという組み合わせ。足元は白いスニーカーだ。続いてタイドアップしたレザーシャツと、レザーのベルトレスパンツを組み
Katherine Heigl and Gerard Butler, Dec 12, 2008 : Katherine Heigl and Gerard Butler star in the romantic comedy "The Ugly Truth'. (Photo by Splash/AFLO) [2109] *** Local Caption *** NO USA
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米国では、もうワンサイズ大きいCX-9というモデルを販売しているが、そのパーツを数多く使いながら日本にジャストフィットするサイズとして開発したのが、今回のCX-8である。12月14日の発売後1カ月で、月間販売計画1200台に対し10倍を超える1万2042台(!)を受注し、早くもヒットモデルになっている。 CX-8のボディサイズは全長4900×全幅1840×全高1730mm、ホイールベース2930mmと余裕あるサイズに3列シートを備えたパッケージングを特徴とする。エンジンは2.2リッターディーゼルで、前輪駆動モデルと4輪駆動モデルを用意する。 「ショールームに家族連れが戻ってきました!」とマツダの広報部が言うように、おとなでも3列目シートを使える機能性の高い居住空間がセリングポイントだ。2列目シートは前後120mmのスライド機構も付いていて、想像以上に使い勝手が良い。 いっぽうで肘掛け付きキ
2018年もリーバイス®の勢いは止まらない。これまでさまざまなブランドとのコラボを実現し、話題をさらってきたジーンズ界のキングが今回、コラボのパートナーにバッシュ界の至宝「エア ジョーダン」を擁する「ジョーダン ブランド」を選んだ。 ファッションを愛する者なら、聞いただけで思わず鼓動が高鳴るこのコラボ、じつは以前にも一度実現している。2008年、エア ジョーダン・シリーズの誕生23周年を記念して、「エア ジョーダン1」と「501」、Tシャツの3点が入った特別ボックス・セットがリリースされた。2323セット限定という希少性も手伝って、熾烈な争奪戦が勃発した。 それから10年経った今年、奇跡のコラボが再び実現。展開アイテムは「エア ジョーダン 4 レトロ リーバイス®」と「ジョーダン リバーシブル トラッカー」の2点だ。 1989年に誕生した「エア ジョーダン 4」といえば、プラスチックやメッ
2017年11月23日、目黒・元競馬場前にレストラン「Kabi」がオープンした。 デンマーク・コペンハーゲンにあるミシュラン1つ星「Kadeau」(カドー)でシェフを務めた安田翔平と、オーストラリア・メルボルン「NORA」でヘッドソムリエだった江本賢太郎が共同経営する。 カウンターとテーブルを合わせて22席のレストランは、築80年を超える一軒家をリノベーションしたもの。シェーカー教徒の家具からヒントを得た椅子や、水磨きしてマットな質感を持たせた御影石のカウンターなどを備える空間はミニマル。料理は18時から21時30分までのディナータイムについてはコース一択のみ。日本の漬物など発酵食品をベースにした創作料理12品が次々と供される。それ以降の時間はアラカルトでツマミがオーダーでき、ワインバーのように飲んで過ごせるスタイル。彼らはなぜ漬物を選んだのか? 「料理を通じて日本の文化を発信していきたい
「いいですよ、きっと気に入ってもらえますよ」。トヨタ自動車の技術者からそう聞いていたのが新型カムリ。トヨタが“新世代のクルマづくりコンセプト”をかかげて開発を行ったモデルとしては、これが「プリウス」「C-HR」につぐ3車種目となる。 日本で販売する新型カムリは、2.5リッター4気筒ガソリンエンジンを使ったハイブリッドシステム搭載の前輪駆動モデル。全長4885mmのボディに、寸法以上に広さを実感する室内というパッケージングのよさが特徴のひとつだ。 前後席ともにレッグルームもヘッドルームも空間的な余裕が十分にあり、着座位置は低すぎず、乗降も楽。幅広いユーザーのことを考えた設計になっている。 トラディショナルなセダン・スタイルなので、室内空間とトランクルームがきちんと分けられていることが、騒音の低さや空調効率の高さという利点をもたらしていることがわかる。セダンならではのこうした美点を再発見しても
スポーツミックスとノームコアの流行から、バックパックが長きにわたってトレンドバッグだった。スケートボードとヒップホップのストリートテイストがファッショントレンドをつくる現在、次のトレンドバッグはミニだ。 ミニバッグの火付け役はサコッシュ人気からはじまった。サコッシュ(仏語で袋の意味)は、自転車のロードレース中に食料などを受け取る小さなショルダーのこと。スポーツメーカーのそれが、音楽フェスからタウンユースまで使えるバッグとしてジワジワ広まってきた。ついに、2018年春夏シーズンは、ハイ・ブランドのランウェイにもサコッシュが登場して、いよいよトレンドの最前線に躍り出た。ミニバッグ人気は、サコッシュからはじまり、ダサいアイテムの象徴だったウエストバッグまで飛び火した。サイズはスマホと長財布が入るくらいがちょうどよく、ちょっとした外出にピッタリのミニバッグは、新年いち早く手に入れたいマストアイテム
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ファッションと音楽はまさに車の両輪のようなものだ。どちらが欠けても僕たちの生活は干上がってしまう。1月24日発売の『GQ JAPAN』3月号「ミュージック&スタイル特集」に寄せて、1950年代半ばにアメリカで誕生したロックが、戦後のメンズファッションに与えた影響に着目。現在も鳴り止まないロックンロール・ファッションをフィーチュアする。 Styling: Ryo Chiba Photos: Daigo Nagao Words: Kei Takegawa 晴れ舞台には 手刺繍のビーズを──Saint Laurent ダミエ(市松模様)エンブロイダリーをヴァージンウールのボディ全面に施し、ライニングにシルク、ラペルにカーフを採用したスモーキングジャケット。ダミエをかたどるメタリックビーズは、ひとつひとつ手作業で刺繍されている。着丈64cmと短めのニューシルエットはアクティブなパーティ・シーンを演
ミスター・ジェントルマンのデザイナーである吉井雄一が手掛ける上質なデリカテッセン「パリヤ」が、さらにウェルネスな「ファイン・デリカテッセン」というニューコンセプトを掲げた新店舗をオープンした。新しいチャレンジの場所に選んだのは、赤坂の新しいランドマークとなるビル、赤坂インターシティAIR。早くも大好評で、ランチタイムはあっという間に満席になっている。 緑に囲まれた独立した店舗は風通しの良い立地で、グッドデザインな店内と美しく盛られたデリの見た目も魅力的。見て楽しく、食べておいしく、そのうえヘルシー。忙しく今を生きる人の身体と心のエネルギーチャージにぴったりだ。そこで服と食の関係をシームレスにとらえる吉井に真意を訊ねた。 「パリヤの出店ポリシーは“生活している人”と“働いている人”がいる場所。赤坂インターシティAIRは、敷地の5割を緑化したレジデンスとオフィスなどの複合ビルで、隣にある赤坂イ
ファッションも音楽も、様々な要素が共存した1990年代という時代。バーニーズ ニューヨークは“Fashion as Music”というテーマを掲げ、90年代の“自由さ”に焦点を当てる。メンズのファッションディレクターの中箸充男さんは「モードとストリートをつなぐ要素として、音楽を切り離すことはできない。その日の気分によって変えるプレイリストのように、自由にファッションを楽しめるスタイルを提案したい」と話す。 スーツは、英国調のクラシカルなドレススタイルをベースに、イタリアの素材と、スポーティなアメリカンカルチャーを融合させたスタイルを打ち出す。とくに充実しているのが3ピース。強化ブランドのベルヴェストをはじめ、すべてのブランドで3ピーススーツをオーダーしているため、様々なデザインから選ぶことができる。バイヤーの亀谷恵介さんは「ベストを着用すると、ジャケットを脱いだときもエレガントだし、コーデ
アメリカ・西海岸を代表するセレクトショップ、ロンハーマンは若者やサーファーのためだけの店ではない。肩肘張らず、自分らしく人生を楽しむ。そんな大人の男にぴったりの店だということを知っているだろうか? ショッキングピンクのジャケットの胸元には、ブランドのアイコンであるパームツリーの刺繍。白Tシャツにデニムなど、シンプルなコーディネイトが一躍主役級の存在感に変わる。ジャケット ¥150,000〈The Elder Statesman〉、Tシャツ ¥5,800〈Ron Herman〉、サングラス ¥19,000〈金子眼鏡 for Ron Herman〉、パンツ ¥28,000〈以上Ron Herman〉
1990年代初頭のスノーボードカルチャーが宿していたエネルギーとムードにインスパイアされたこのコレクションは、鮮やかなカラーブロックに「SNOW BEACH」や「POLO HI TECH」などのフレーズを取り入れたアイテムが特徴。大胆な色使いとロゴが目を引くアウトドアテイストのスタイルは当時のファッションシーンで大きな話題を呼び、コレクターズアイテムとしても絶大な人気を誇った。 そんな伝説のコレクションが誕生して25年あまり。四半世紀となる節目の年である今年の2月1日、スノーボーディングコレクションの進化版である「リミテッド エディション ポロ スノービーチ コレクション」が発売される。 1993年のコレクション中のアイテムを正確に再現したプルオーバーやヴィヴィッド・レッドのベスト、バケットハット、フィットキャップなどのアイテムが並ぶ。それらに加えて、いまの雰囲気を取り入れたラガーシャツや
現代人の挨拶は、標準的な握手のほかに、拳を付き合わせるグータッチや手のひら同士をパンパンと弾く握手など、ますます多様化・複雑化している。しかしそこにはたくさんの落とし穴が潜んでいる。米人気コメディアン、クレイグ・ロビンソンとアダム・スコットが教える握手のマナー講座。この罠だらけの”握手”道をガイドする。 Photos: Dan Winters Illustrations: Rami Niemi Words: Luisa Rollenhagen Translation: POIPOI Getty Images (Starlin, NBA, Tiger), EPA=時事 (Trump), Courtesy of Fox (Idol), Reuters / AFLO (Corbyn) Getty Images (high touch, cheek kiss, jump touch, Trump)
欲しいスニーカーのカタチがここに そろそろ春のアイテムが気になり始める季節。真っ先に確保したいものといえば、スニーカーだ。狙い目は足元に軽快感をプラスでき、かつ大人の男にふさわしい品を醸し出す一足。たとえば、プラダが日本限定で発売したこのモデル。余分な装飾性が削ぎ落とされたミニマルなデザインに、コントラストカラーのステッチワークがモダンなアクセントをきかせる。そしてアッパーに使用された上質なカーフレザーのツヤがクラス感を演出し、すらりとしたプロポーションと白いソールが軽やかなイメージを生む。軽快感、汎用性、品のよさ。そう、大人の男がレザースニーカーに求めるすべての要素がこの一足に備わっているのだ。
ヒトラー以前にあったジェノサイド 「『ドクトル・ジバゴ』のデイヴィッド・リーンや、『レッズ』のウォーレン・ベイティのような方法で、この映画を撮ろうと青写真を描いたのです」 2月3日公開の『THE PROMISE/君への誓い』は、1915ー16年にオスマン帝国で起こった、アルメニア人の強制移住とジェノサイド(大虐殺)を描いた作品だ。なぜいま、100年以上も前の悲惨な出来事を映画にしたのか。来日したテリー・ジョージ監督に聞いた。 当時、アルメニア人は、現在のトルコ国土のおよそ東半分に散らばって住んでいた。イスラム教徒が大半のトルコ人に対し、アルメニア正教に帰依するキリスト教徒がほとんどの少数民族だ。帝政ロシアにつながる「第五列(敵に内通する勢力)」と見なされ、オスマン帝国の第1次世界大戦参戦とともに、迫害の対象となる。今日にも尾をひく歴史的事実とはいえ、たとえば日本で「アルメニア人大虐殺」を知
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長らく時計のフリーライターをやっていたが、ひょんなきっかけで出版社の社員になり、小さな時計雑誌で編集長になった。”ヘンシューチョー”だの”センセー”だのと祭り上げられて喜ぶ人もいるだろうが、筆者は大体よろしくないと思っている。 昔からお金がなかったので、いわゆる「ガラ」を多く買ってきた。ガラというのは動かない時計のことで、しかしそのなかで動くものを見つけるのがまた楽しいのである。玉石混交といいたいところだが、たいていは石だ。もっとも見ていくうちにハズレは引かなくなるのであって、それをして人は「目が肥えた」という。かくいう筆者も、”石”を引きまくった結果として、”眼”には多少の自信をもつに至った。ただ祭り上げられていると、「狩り」の感覚がどうやら鈍ってくるらしい。最近はガラのなかでも、どうにもならないものばかりを引いている。この状態が続いたならば、いよいよ時計の商売から足を洗わねばならぬ。
トロントは肉がうまい あなたが旅好きならば、はっきり言っておく。トロントは、人生で行くべき街のひとつだ。ここはカナダ最大の都市であり、NYやロンドン、パリなどと比べても遜色ない魅力にあふれた街だ。街は清潔で治安がよく、5thアヴェニューやシャンゼリゼのように観光客であふれてかえっていることもない。 なによりトロントには、この街ならではのカルチャーがあり、自然がある。トロントは移民によって築かれた街だ。脚に自信があるならば、少し歩いてみるのもいい。ここは、大都市でありながら、そこに暮らす人々の匂いを感じることができる街だ。多様な民族の息吹を感じながらのショートトリップを楽しむことができる。 トロントのように移民が多い街の特長は、食事がおいしいこと。おいしい食を求めて、飛行機に乗ってトロントにやってくるニューヨーカーもいるという。(余談だがこの1年、アメリカからの移住者も増えているそうだ。彼ら
スポーツミックスとノームコアの流行から、バックパックが長きにわたってトレンドバッグだった。スケートボードとヒップホップのストリートテイストがファッショントレンドをつくる現在、次のトレンドバッグはミニだ。 ミニバッグの火付け役はサコッシュ人気からはじまった。サコッシュ(仏語で袋の意味)は、自転車のロードレース中に食料などを受け取る小さなショルダーのこと。スポーツメーカーのそれが、音楽フェスからタウンユースまで使えるバッグとしてジワジワ広まってきた。ついに、2018年春夏シーズンは、ハイ・ブランドのランウェイにもサコッシュが登場して、いよいよトレンドの最前線に躍り出た。ミニバッグ人気は、サコッシュからはじまり、ダサいアイテムの象徴だったウエストバッグまで飛び火した。サイズはスマホと長財布が入るくらいがちょうどよく、ちょっとした外出にピッタリのミニバッグは、新年いち早く手に入れたいマストアイテム
Mandatory Credit: Photo by Kristina Bumphrey/Starpix/REX/Shutterstock (9306720z)Timothée ChalametNew York Film Critics' Circle Awards 2017, USA - 03 Jan 2018 実力演技派! 22歳の美系バイリンガル俳優1月23日に発表された第90回アカデミー賞のノミネーション 。映画『君の名前で僕を呼んで』(日本は4月公開予定)で初主演を務めた俳優のティモシー・シャラメが主演男優賞にノミネートされた。米『タイムアウト誌』が“胸が張り裂ける感動を呼ぶ”と評価する同作品は、同性愛の純愛映画としてアメリカで大いに注目を集めている。 1983年夏の北イタリアを舞台にしたこの話題作。ティモシーが演じる17歳の少年、エリオが夏休みに出会った24歳の大学院生のオリ
18KWGケース×アリゲーターストラップ、自動巻き、40mm径、限定10本。¥2,900,000〈BREGUET/ブレゲ ブティック銀座 TEL 03-6254-7211〉 クラシック 5175 ”GINZAアニバーサリー”スペシャル 限定のブルーエナメル文字盤 ブレゲの傑作「クラシック」に加わったブルーエナメル文字盤仕様の限定モデル。ガラス質の釉薬で文字盤全面を覆うエナメル文字盤は、時計愛好家にとって垂涎の的だ。しかし焼いて仕上げるエナメル文字盤に、歪みのない面と鮮やかな発色を与えるのはかなり難しい。加えてブレゲは、色ムラの出やすいブルーエナメルを本作に採用。発色の鮮やかさや、面の歪みの小ささ、そして色ムラのなさはさすがブレゲの名に恥じない。 「時計で大事なのは文字盤と針。これだけで印象の8割は決まってしまう」。そう語ったのは、あるメーカーの有名なデザイナーである。確かにその通り。いくら
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