2016アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)の授賞式が11月20日(現地時間)、ロサンゼルスのマイクロソフト・センターで開催された。ジジ・ハディッドのモノマネが大騒動につながったが、セレーナ・ゴメスが復帰するなど、音楽面でも話題を呼んだ一夜になった。 この日もっとも注目を集めたのはジジ・ハディッドの差別的なモノマネ。詳細は関連記事を参照してほしいが、ジジの恋人でありワン・ダイレクションの元メンバーのゼイン・マリクは「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」賞に輝いている。2016年にソロ活動を開始し、初のソロアルバム「マインド・オブ・マイン」が4月にビルボード200や全英アルバム・チャートなどの主要なランキングで1位を獲得したことを受けての受賞だ。
彼をハリウッドスターの座に押し上げた「カープール・カラオケ」の企画自体は他愛のないものだ。コーデンがクルマを運転しながら、ゲストの著名歌手と一緒に車内でカラオケを歌ったり、インタビューしたりといった内容である。これが人気を博しているのは、会話のなかでゲストの意外な一面が垣間見えたり、他のアーティストの持ち歌を上手にカバーするゲストの姿が見られたりするから。 このシリーズに登場したゲストの一部を列挙してみよう。 アデルマライア・キャリージェニファー・ロペスレディー・ガガブリトニー・スピアーズグウェン・ステファニージェニファー・ハドソンセレーナ・ゴメスシアワン・ダイレクションジャスティン・ビーバースティーヴィー・ワンダーエルトン・ジョンロッド・スチュアートクリス・マーティン(コールドプレイ)レッド・ホット・チリ・ペッパーズなかでも最大のヒット作となっているのがアデルの回(下の動画)。YouTu
太ももとお尻を大胆に露出させ、ステージで観客を誘惑するような踊りを見せるリアーナ。耳目を集めるために肌を見せているだけのように見えるだろうか?そんなことはない。リアーナは、美と性を高い次元で統合させるスタイリング「モード・セクシー」の名手なのだ。 ワールドツアー「ANTI」を開催中のリアーナは、単色のボディスーツとロングブーツを合わせたステージ衣装でステージに立っている。一見するとシンプルなコーディネートだが、ここにリアーナ流のモード・セクシーを見つけることができる。 注目してほしいのはロングブーツだ。ブーツの体裁を採っているが、“衣服”全体ではつま先から上半身までを繋いでおり、ウエスト・ベルトが付属していることからパンツのようにも見える。カントリーのファッションでいう「シャップス」と似た形状だから、鼠蹊部(そけいぶ)から太もも、さらにはお尻までが大胆に露わになるデザインなのだ。 こうした
Photos: Eric Ray Davidson / Trunk Archive Words: Caity Weaver Translation: Midori Yamagata ジャスティン・ビーバーの前に置かれたチキン・フィンガー盛り合わせがあまりにも巨大で、なんだか絵本を見ているような気分になる。王様になった少年が出す最初の命令が「チキン・フィンガーの盛り合わせを持ってこい!」という物語だ。一緒に供された氷入りバスケットがまた巨大で、冷えたドリンク類はきっとデスバレーを横断する開拓者一家を生き延びさせるに十分なくらいある。しかも飲み物を置くためだけのテーブルがセッティングされた。実はこのレストランのメニューにはチキン・フィンガーなんて載ってない。とはいえジャスティンがカブのピューレやザクロ・ガストリック、ディルに食指を動かすわけはなく、彼のためだけに用意されたのは間違いない。 ジャ
ジャズ──その言葉の響きからあふれ出る連想と、この記事の写真に居並ぶ若々しい顔ぶれに、どこか不協和の感を抱いたのなら、あなたは認識を改めるべきだ。ジャズはその歴史のはじまりからつねに、若者の音楽だったからだ。ルイ・アームストロングとチャーリー・パーカー、ジャズのあり方そのものを根底から変えたあのふたりの巨人も、大ブレイクを果たしたのは20代の半ばだし、ビッグバンド時代の楽団員たちも、たいていが大学生くらいの年格好だった。 そこまではいい。けれども今、21世紀がはじまってもう十何年にもなる今この時に、昼も、夜も、ストリートを熱く、熱く、さざめかせるビートを刻んでいるのはいったい誰だろう?それもやはり、若いミュージシャンたちなのだ。YouTubeデビュー組もいれば、ハイスクールの文化祭ライブから出てきた人たちもいるけれど、現在のジャズシーンを牽引しているのは若い才能である。かれらはこの音楽ジャ
私は東京出身でもなく、ましてや日本人でもない。「日本語がわかります」という程度の外国人だけれど、それでもこの夏のドラマ「せいせいするほど、愛してる」で、ジミーチュウの広報部長代理を演じた中村蒼の関西弁は、私でもすごいと思った。 第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞した経験を持つだけあって、ドラマでもラグジュアリーブランドの服を自然に着こなしていたのが印象的だった。それ以上に自然だったのが先に述べた関西弁での演技。ちょうど10年前の俳優デビューが舞台だったからか、役者としての地力は折り紙付き。この10年で演技にますます磨きをかけてきたのだと思う。 「せいせいするほど、愛してる」の放送が始まったら、ウィメンズが強いジミーチュウでメンズのバッグ&シューズが急に売れ始めたというのだから、ミレニアル世代への影響力も強いのだろう。 2016年に飛躍した若手俳優のひとりであり、
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