トップ > 科学・デジタル > 科学一覧 > 記事 【科学】 だいたい正しい 世界最低速の計算機 2008年11月4日 計算機の中にセットした粘菌の様子を見る青野真士さん=埼玉県和光市の理化学研究所で 世界がスパコンの速さを競う中、理化学研究所で「世界最低速の計算機」が開発された。そのうえ、単細胞でときどき間違えるのが特長という。まるで私のようだ−と思ったら大正解。人間の脳のように情報を処理する未来の計算機のヒントがその中にあるのだという。 (永井理) 地下の一室。ガラス扉のついた箱の中に、防犯カメラのようなものが下向きに付けられた装置がある。「これが世界最低速の計算機です」と原正彦さん。物質の“揺らぎ”を利用した研究を進める国際連携研究グループのディレクターだ。 ■動く粘菌 カメラの真下の台にはボタンほどの大きさの金色の円盤がある。「中心に小さな粘菌を置いて計算をさせて
トップ > 国際 > 新世界事情一覧 > 記事 【新世界事情】 希少動物 遠い楽園 2007年9月26日 個体数が減少するパンダ。その故郷中国では、いまや人工繁殖で年間10頭前後を誕生させ、種の保存に努めている。事ほどさように、希少動物をいかに守るかは世界的な課題だ。その一方で、まさにその希少性ゆえ、珍しい動物たちは金もうけのターゲットにされている。希少動物を取り巻く現状を取材した。 タイ ウミガメ 卵食べたら罰金か禁固 ウミガメを放流するタイ南部パンガー県の住民たち=パンガー沿岸漁業研究開発事務所提供 タイ沿岸にすむウミガメはヒメウミガメやオサガメなど計四種類。いずれも絶滅を防ぐためワシントン条約で取引が規制されている。中でもヒメウミガメは過去五十年で十分の一以下に減少しているという。 政府は一九七九年に法律を制定、本格的にウミガメの保護に乗り出した。無許可の捕獲や交配
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