20年間「休み方」について研究している片野秀樹氏の著書『休養学』の刊行記念イベントが透明書店で開催されました。科学的に正しい休養法について、本書の内容に沿ってポイントを紹介しました。本記事では「休養の7タイプ」を元に、効果的な休み方のコツを明かします。 前回の記事はこちら 「夜寝るだけ」ではない、昼間もできる休養方法 片野秀樹氏(以下、片野):(「休養の7タイプ」の)最後が「社会的休養」。「転換タイプ」と書かせていただいています。 長野弘樹氏(以下、長野):これは、ちょっとイメージがつかないですね。 片野:本当ですか。 長野:はい。 片野:自分の体と社会の境目に何があるかというと、「皮膚」なんですね。外部環境との境目は皮膚、皮膚の外は外部なんですね。だから外部を変えてみましょうということです。 長野:……というと? 片野:一番典型的なのは旅行ですね。今の外部環境を変えてみるということです。
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