www.trentu.ca 先日、カナダの哲学者、ジョセフ・ヒースによるzoomでの講演「多数派特権は不正なのか? Is Majority Privilege Unjust?」*1を聞いた。あいにく筆者は英語をほとんど聞き取れないし、スライドもそれほど充実したものではなかったので、言ってることの半分も理解できなかったが、メモ程度に記録を残しておく(理解が進み次第内容は修正していく予定)。 なお、以下の記述は想像で補った部分も多く、また筆者は人種問題について全く詳しくないので、不適切な点があればぜひコメントしていただきたい。 議論の前提として断っておくが、この講演で扱われているのはカナダにおける人種問題である(アメリカなどの人種問題を直接扱っているわけではない)。更にカナダでは、ヨーロッパ系白人が人口的に多数派を占めている。以上を前提として読んでいただきたい。 目次 人種特権と多数派特権 議