「全く筋違いの発言。強い憤りを感じる」。村井嘉浩宮城県知事は4日の定例記者会見で、共産党の前政策委員長が防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことに怒りをあらわにした。 陸上自衛隊出身の村井知事。「防衛予算を使って仕事をした人間だが、人を殺すための訓練は行っていない。いかに平和に貢献するかを念頭に教育、訓練を受けてきた」と力説した。 10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で共産と共闘する民進現職候補に触れ、「候補者本人が発言したわけではない。共産もすぐ訂正した。あくまで一個人の発言と受け止めている」との見方を示した。
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