テレビゲームを再開するとき、いちいちパスワードを入れてた時代があった。 ゲームを途中から再開する方法として、パソコンゲームのフロッピー代わりに生まれたパスワード。 パスワードを書いたメモをなくしたり、メモした字が汚くて読めなかったりして、しぶしぶ最初からやり直すことが何度もあった。 その救世主ともいえる“バッテリーバックアップ”が登場したのは数年後。カセットが記憶してくれるシステムは、メモと入力の煩わしさから解放してくれた。ただバッテリーがもつ5年前後を過ぎると、ある日突然、何の前触れもなくデータが消えてて、しぶしぶ最初からやり直すことが何度もあった。 さてそんなことを思い出しつつ本題。 このバッテリーバックアップの“バッテリー”とは何だったのか、みなさんはわかって遊んでただろうか。 実はあのエネルギー源、ごくごく普通のものだったことを僕は今まで知らなかった。 バッテリーバックアップを世界