何故だか理由は分からないのだが、ここ最近、90年代に活躍していた(あるいは有名になった)漫画家の力作が相次いで発売された。 桜玉吉の数年ぶりの単行本については前エントリで紹介したが、他も面白かったのでご紹介したい。 おばけアパート・前編 (TH COMIC Series) ねこぢるy ねこぢるyこと山野一11年ぶりの単行本。 自分はねこぢる作品が好きで好きで堪らず、『ぢるぢる旅行記』に憧れて思わずインド旅行に行ってしまうくらい好きだった。誰でも若い頃は社会で当たり前のものとされている常識や規範に反発するものだが、そういったものに反発するのではなく最初から囚われていないかのような内容に度肝を抜かれたのだ。まるで幼児のように悪意なく虫を殺すかのように、予定調和を裏切って残酷なシーンやキャラクターの死が描かれるのも驚きだった。交通事故で死んだ女性の眼を覗きこんで何かが分かったような気分になったり
![最近のお薦め漫画 - 冒険野郎マクガイヤー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4c38bb6bafd398da79db80144165c04d9d4fceb8/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41TK32scyAL.jpg)