WordPressのジョブの定期実行(一定時間ごとの処理)の仕組みは、デフォルトではwp-cron(擬似cron)と呼ばれる方法を利用しています。これは、Webアクセスをトリガーとし、現在実行すべき処理がないかどうかをその都度確認するものです。 しかし、これではジョブの定期実行により呼ばれる"予約投稿"が、時間を過ぎても次のWebアクセスが来るまで投稿されません。これは、記事投稿時に自動でメール配信やSNS配信をしている場合には、告知の遅延の元となってしまいます。また、アクセスの多いサイトであればオーバーヘッドも気になります。 そこで、リアルタイムに処理する必要がある場合には、wp-cronからサーバー側の通常のcronに移行するのが普通ですが、Webで検索すると各サイトで設定方法が異なり、一部無駄が多い設定になっている場合があるので、ここで私自身が思う最適な設定方法について、ご紹介したい