ローカル番組見られず 東北の地デジ難視地区の6割 地上デジタル放送への移行をめぐり、東北の一部地域で「災害情報が入手しにくくなる」といった声が上がっている。7月24日の完全移行までに受信対策が間に合わない地域向けの衛星放送は東京キー局の番組で、ローカル放送が見られないためだ。ニュース、天気予報に加え、交通情報などのテロップも首都圏向けが流される。自治体関係者は「衆院選などの政見放送も地元候補の主張が聞けなくなる」と対応に頭を痛めている。 ◎衛星放送暫定対応/内容は首都圏向け/先行地災害時を不安視 東北総合通信局によると、通常のアンテナだけでは地デジ放送を受信できない「難視地区」(昨年12月末時点)は東北6県で計4万3040世帯。このうち共同受信施設の設置などの対策が間に合わず、暫定的に衛星放送で対応するのは147市町村の計2万5110世帯に上る。 衛星対応は昨年3月から全国の一部地域で
米運輸省「トヨタ車は安全」 急加速問題で最終調査報告書 【ワシントン、ニューヨーク共同】米運輸省は8日、2009〜10年の大規模リコール(無料の回収・修理)問題に絡んだトヨタ自動車の急加速問題に関する最終調査報告書を発表し「トヨタ車の電子制御システムに急加速の原因となる不具合はなかった」と結論づけた。 報告書は急加速の原因を「(既にリコール済みの)フロアマットとアクセルペダルの不具合」と断定、電子制御の問題を一貫して否定していたトヨタ側の主張をほぼ全面的に認めた。 ラフード米運輸長官は航空宇宙局(NASA)と共同で進めてきた調査は「これで終了した」と明言。「トヨタ自動車の車は安全に運転できる」と述べ、安全を宣言した。トヨタは販売不振や業績悪化を招いたリコール問題が一段落したとして、低迷する米国での販売立て直しを急ぐ考えだ。 電子制御システムをめぐっては、自動車業界全体を対象に同省が米
豪雪 こりごり 「ほかに処分場所ない」 大量の雪が捨てられている青森市の西滝川 大雪に見舞われている青森市で今冬、本来は許されない河川への雪の投棄が目立っている。豪雪地帯だけに、管理する青森県や市も半ば黙認していたが、今冬は川岸からの転落事故が発生し、大量の雪で流れがせき止められる恐れも出て来ている。県と市は「雪の投棄を一律に禁じることはできないが、流れを阻害しないよう配慮し、安全にも気をつけてほしい」と呼び掛けている。 ◎危険な川への投棄急増 青森市 市東部の駒込川では2日夜、雪を捨てに来た男子児童(12)が足を滑らせ、川に転落。幸い消防署員に無事救出された。 現場では3日も、住民が次々と雪を運んでは川に入れていた。60代の男性は「危ないとは思うが、処理しないとすぐにたまるから」とこぼす。 市西部を流れる西滝川では、捨てられた大量の雪が対岸まで達し、流れが滞っている場所もあった。雪
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