台湾の声編集部 4月26日に始まった連戦中国国民党主席による中国訪問について日本のマスコミのいくつかは一様に次のような報道を行った。 「国民党主席の訪中は1949年の中台分裂後初めて」(共同25日) 「国民党トップの訪中は1949年の中台分断後初めて」(朝日26日) 「1949年の中台分断後初の国民党主席訪中」(讀賣26日) 「国民党主席の訪中は1949年の中台分裂後初めて」(時事26日) 「国民党トップの訪中は国共内戦に敗れて台湾に逃れた 1949年以降、初めて」(日経26日) このように、日経以外はいずれも、「1949年の中台分裂(分断)」という文句を用いているが、これは歴史事実に照らせば誤りである。つまり台湾と中国が一つの国であるとの間違った前提に立っているから、そのような報道ミスを犯すのだ。 そもそも「中台の分裂」(支那大陸政権からの台湾の分離)は1895年のことである。つまり下関