2025年4月13日に開幕する2025年国際博覧会(大阪・関西万博)。メディアアーティストの落合陽一氏のパビリオン「null²」では、サステナブルパビリオン2025(東京・品川)が開発するWeb3.0時代のデジタルヒューマン型のID基盤「Mirrored Body」が公開される。「デジタルネイチャー」という概念を提唱してきた落合氏の考えるパビリオンと「Mirrored Body」のコンセプトは何か。「Mirrored Body」によって目指すものは何か。多忙を極める落合氏に、日付の変わる直前の時間帯にオンライン取材で話を聞いた。 「僕が倒れて意識を失っているとき、救急隊員が話しかけているのは僕のデジタルヒューマン、というのは想像がつきやすい」 メディアアーティストの落合陽一氏は、自分の分身(アバター)がそんなふうに使われるのはそう遠くない将来だと考えている。 「人・モノ・自然・計算機・デー
