東証プライム・名証プレミア上場のトラック・バスメーカー「日野自動車」は、アメリカ子会社「ヒノ・モータース・マニュファクチャリングU.S.A.」のアーカンソー工場(アーカンソー州)で行う自動車用部品事業から撤退し、同工場を閉鎖すると発表しました。 2006年に操業を開始した同工場は、アメリカ国内にある2生産拠点のうちの1つで、約1300名の従業員を抱え、自動車用部品の生産を手掛けていました。しかし、市場の低迷などから業績が悪化しており、持続可能な収益性への回復が困難と判断し今回の決定に至ったようです。 今後は、2027年中にも事業撤退を完了する予定で、同工場の従業員には賃金・健康保険・再就職などの支援を行う方針です。また、ウェスト・ヴァージニア工場における中型トラックの生産や、北米におけるトラックビジネスについては、今まで通りに継続する予定です。 当社のHMMアーカンソー工場における部品事業