ただいま綱曳(ひ)きの季節真っ盛り。 旧暦の6月25日(カシチー)、26日(アミシ)の前後に行われることが多い県内の綱曳き。 その中で、久しぶりに行われた我が地元、南風原町津嘉山の大綱曳き。 先輩方から何百年も受け継いできた伝統行事を絶やすわけにはいかないという思いで、21年ぶりに行われた。 津嘉山チュの底力を示した大綱曳き。 やるかやらないか、という選択肢なら人はナンギ(難儀)じゃない方を選んでしまうことが多いと思う。 伝統行事は各地でまさにその選択肢を突きつけられている。 やっててチムフトゥフトゥする(心が震える、心が躍る)、という気持ちを地域で共有できている伝統行事や伝統芸能はまだまだつながっていくと思う。 チムフトゥフトゥして参加している人たちは、地域のまだチムフトゥフトゥしてない人たちにその思いをぜひ伝染させてほしい。 ナンギだから「やらない」という選択肢はあまりにも短絡的だし、