印刷 横浜市鶴見区で2008年、てんかん発作を起こした男性運転手のトラックが歩道に突っ込み、鶴見区の中学2年伊藤拓也君(当時14)が死亡した事故で、遺族が運転手や勤務先の会社に計約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、横浜地裁であった。 森義之裁判長は、運転手が日常的に治療薬の服用を怠り発作を起こしたと認定。「一時的に注意を怠ったものでなく、重大かつ悪質な過失で強い非難に値する」と指摘して慰謝料の増額を認め、被告らに計約8500万円の支払いを命じた。 事故は08年3月9日に鶴見区の県道で発生。運転手がトラックを運転中にてんかん発作を起こして歩道に突っ込み、信号待ちをしていた拓也君をはねて死亡させた他、男性会社員に重傷を負わせた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます