2011年に千葉県でバスジャック事件が起こったことを覚えていらっしゃるだろうか。 当時はもうSNSが普及していたため、事件の現場には何人かのtwitterユーザーが居合わせていた。彼らは何を投稿すべきで、何を投稿しないようにすべきか、慎重な判断を心がけていた。 そのことを知った私は「ネットでは何を書かないようにするかが問われる」という内容のブログ記事を書いた。 「何を書かないようにするか」が問われている-シロクマの屑籠 件のバスジャック事件のような、他人の命運を左右するような状況はもちろん、個人情報管理といったセキュリティ面でも、「何を書かないか」は個々人のネットライフを――特に生残率を――左右する重要因子となる。 自動車教習所では「危ない場面ではブレーキを踏んで徐行しなさい」と習うけれど、あれは、ネットライフにもそのまま当てはまると思う。 「ちょっと危ないかな?」と思ったら、まずは「書か