あなたのルーターが、ロシアの諜報活動に使われていたかもしれない。120カ国以上、1万8000台を超える家庭用ルーターが静かに侵害されていた。そして米国当局は、その一部を「遠隔操作で修復する」という異例の措置に踏み切った。 FBIが「Operation Masquerade」で強制介入ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)傘下のハッカー集団APT28が、世界中のTP-LinkおよびMikroTikルーターを侵害し、DNS設定を書き換えてOutlookなどのログイン認証情報を大規模に窃取していたことが明らかになった。 英国国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)は4月7日、この攻撃手法の詳細を公表した。同日、米司法省とFBIは「Operation Masquerade」と名付けた作戦により、米国内の侵害されたルーターに対して裁判所の許可を得た上で遠隔修復を実施したと発表した。 GRUのアクター

