那須御養卵「極」を使ったスペシャルメニュー「親子カレーの極み」=撮影・熊野由佳通常の「親子カレー」(1050円、以下税込み)もあったが、見るからにおいしそうなメニューの写真にひかれて、ブランド卵「極」を使った「親子カレーの極み」(1900円)を注文。汁気の多い親子丼をカレーとどう合わせるのか興味津々だったが、想像以上の完成度だった。 最小限の火入れで完成させる、ジューシーな鶏肉とふんわりトロトロ卵の親子丼のおいしさは言わずもがな、数種類の香辛料をミックスしたオリジナルスパイスで仕上げた甘辛のカレーがこれまたうまい。しかも、そのふたつが重なり合った重層的な味わいは感動ものだ。 8時間煮込んだというトロッとした鶏白湯(パイタン)のスープも絶品=撮影・熊野由佳親子カレーと共に供される鳥スープがまた絶品。鶏肉卸の目利きが選んだカシラやモミジ、ガラなどを、前日から8時間かけて仕込む究極の白湯(パイタ
![老舗鶏肉卸のプライド 名物・親子丼あいがけカレー 「鳥めし 鳥藤分店」(東京・築地) | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9dc944728cf5cfd3bfc6c28bf82061e02782610e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fand%2Fdata%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F02%2F79b682a3c101bec98a548af33cc255ea.jpg)