衆院憲法審査会は7日、今国会で初となる実質論議を行った。憲法審の議論は、5月に民放連から国民投票時のCM規制に関し意見聴取して以来で、実質的議論となる自由討議は2年ぶりだという。 「国会の『職場放棄』という異常事態はひとまず解消された」と報じたメディアもあったが、それだけ一部野党による憲法改正への妨害(=審議拒否)がひどかったということだ。心底怒りがこみ上げてくる。 立憲民主党の山尾志桜里衆院議員は同審査会で「手続きの議論が終わらない限り、一切中身に入れないというのはおかしい。国民には、自分たちの代表者を通じて、現代の憲法論点を知ったり、伝えたりする機会が保証されるべきだ」と発言したという。極めて真っ当であり、今後どんどん議論を深めてもらいたい。 ところが、同党の枝野幸男代表は「国会の議論の段取りは国会対策マターだ」といい、山尾氏の発言に不快感をあらわにしたという。全くバカげた話だ。 憲法
![【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】中国の艦船、北のミサイル…憲法審査会で議論しない野党は国民を“舐めている”(1/2ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1926b18572141d2193abd680c18a9191f89594f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.zakzak.co.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fv2%2Fbasic%2Fzakzak_cover.png)