2021年11月、ITコーディネータ協会が発表したDX(デジタルトランスフォーメーション)表彰で初代最優秀賞を獲得した運送・機械機器設置業のヒサノ。熊本市に本社を置く同社は、経済産業省から「情報処理の促進に関する法律第三十一条に基づく認定企業(DX認定企業)」としての認定も受けている。 同社を率いる久保誠社長は「ITベンダーの話していることの意味が分からず、FAXが放つピーヒャラという電子音と同じように聞こえていた。正直、ITに興味が持てなかった」という過去を持つ。しかし、今回の受賞のきっかけとなった「横便箋システム」の構築、支援したITコーディネータとの協業を経てその考え方は大きく変わり、今では「従業員にこれからはシステムに合わせて働き方を変えていかなければいけないと話している」(久保社長)。 ヒサノは主に半導体製造装置やPCR検査機器など、さまざまな精密機械の輸送・搬入・設置を担う。横
ホスト名ベースWebサイト数推移グラフ 1995年8月〜2021年12月 資料:Netcraft Webサーバシェア推移グラフ 1995年8月〜2021年12月 資料:Netcraft Webサーバアクティブサイトシェア推移グラフ 2000年6月〜2021年12月 資料:Netcraft トップ100万ビジーサイトWebサーバシェア推移グラフ 2008年9月〜2021年12月 資料:Netcraft コンピュータ別Webサーバシェア推移グラフ 2007年9月〜2021年12月 資料:Netcraft供 ドメイン別Webサーバシェア推移グラフ 2009年6月〜2021年12月 資料:Netcraft 2021年12月においてドメインとホスト名の双方で大幅な増加を見せたのはAmazon Elastic Load Balancingサービスで使われている「awselb」で観測された。この増加がN
台湾TSMC(台湾積体電路製造)は、新たな半導体製造プロセス「N4X」を2021年12月16日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。同社の5nm世代プロセスファミリーの1つ。N4Xは同社としては初のHPC(High Performance Computing)向けプロセスである。最後の文字Xはextremeを表しており、性能を追求したプロセスを意味するという。 N4Xのベースとなるのは同社の5nm世代プロセスの第1弾「N5」である。N5はEUV(超短波長光)露光を本格的に使うプロセスで、20年から量産に適用されている。その改良版の「N4」は21年下期にリスク量産が開始されたもようである。このN4はN5と比べるとマスク枚数が減らせるなどの改良はあるとしつつも、具体的な性能改善率やトランジスタ密度の向上率に関しては説明がなく、大きな変更はないものと受け止められていた。 そのN4の改良版と
2021年12月10日ごろより、JavaベースのオープンソースのロギングライブラリのApache Log4jに関して複数の脆弱性が報告されております。JPCERT/CCでも本件について、注意喚起を発行し、適宜更新を行っております。 本記事では、2022年1月5日時点でのApache Log4jに関する脆弱性の状況をまとめています。 注意喚起の内容とあわせて、自組織でのApache Log4jへの対応状況の確認の参考にしていただけると幸いです。 1) 現在公表されている脆弱性 CVE-2021-44228 概要 Apache Log4jのJava Naming and Directory Interface(JNDI)機能に関する任意のコード実行の脆弱性 遠隔の第三者が細工した文字列を送信し、Log4jがログとして記録することで任意のコードを実行する可能性がある 影響バージョン Apache
JPCERTコーディネーションセンター(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center:JPCERT/CC)は12月24日、Apache Log4j 2.x(以下、Log4j 2)に報告された「CVE-2021-44228(通称、Log4Shell)」をはじめとする複数の脆弱性に関する状況をまとめた注意喚起ページ「2021年12月に公表されたLog4jの脆弱性について」を公表した。Log4j 2には2021年12月24日の時点で3つの脆弱性が報告されており、いずれも緊急度が高く早急に対処することが推奨されている。 2021年12月に公表されたLog4jの脆弱性について Log4j 2に報告されている脆弱性はCVEベースで次の3種類があり、いずれも「Lookup」と呼ばれる機能に起因するものである。悪用されるとリモートから
日経NETWORKでは企業ネットワークの利用実態を調べるアンケート調査を毎年実施し、利用しているネットワーク機器のベンダーなどを尋ねている。2021年は9月から10月にかけて実施した。有効回答数は943件。その調査結果をまとめたのが本特集である。 記事では、スイッチ、無線LAN機器、ルーター/UTMの3部門のそれぞれでベンダーのシェアをまとめた。インターネットと社内ネットワークの境界に置くネットワーク機器として、主にルーターやUTM/ファイアウオールがある。ここではルーター/UTM部門の結果を見ていこう。 シスコがヤマハを僅差で抜く ルーターベンダーでは根強い人気を得ていたヤマハがついに2位に陥落した。代わりに1位となったのはシスコシステムズでシェアは26.4%。ヤマハは25.2%で僅差だった。シェアが3%以上となった製品では1~6位まで前回と同じ顔ぶれとなった。
扉の反対側にある窓を「全開」にした。 生まれた「流れ」は二酸化炭素濃度を低下させる。 まあ、ちょっぴり寒くなるが。 「換気」と「寒気」 部屋が寒い。 2021年12月26日の室温 1日の大半が15℃以下。朝起きる時だけは暖房を入れているのでそれなりに上がるが*1、日中は基本的に暖房を入れていない。だから寒いのである。 なぜ日中に暖房を入れないのかというと、二酸化炭素濃度の上昇を抑えるためだ。もちろん地球全体の話ではない。俺の部屋の中の話である。室内の二酸化炭素濃度の上昇を抑えるために、部屋のドアは開けっ放しがデフォとなっている。だから暖房を入れる気にならないのだ。 部屋のドア こんな生活を送るようになったきっかけは、今年の4月に二酸化炭素濃度測定器 (CO2センサ)を買ったからである。 カスタム (CUSTOM) CO2モニター CO2-mini カスタム(CUSTOM)Amazon 導入
画質設定を下げれば3Dゲームもプレイ可能。2Dゲームは快適にプレイできる MINISFORUM HX90は小型PCながら強力な内蔵GPUでゲーム用途にも応えられることが謳い文句の1つにもなっている。そのゲーム性能について、ベンチマークやフレームレート計測で実力を測っていくことにしよう。 まずは定番ゲームベンチマークのひとつ「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」でパフォーマンスの計測を行う。画質設定はプリセットから「標準品質(デスクトップPC)」を選択し、解像度は1920×1080ドットと1280×720ドットの2パターン用いてベンチマークを実行した。 解像度1920×1080ドットでは「普通」の評価を得られたが、平均フレームレートは30fps台で少々動きが荒いかなという印象を持つだろう。一方で解像度を1280×720ドットに落とすことで評価は「快適」へ向上した。平均フレームレ
ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームは、知識とノウハウのプラットフォームであり、企業と人々が全く新しい方法でイノベーションを起こすためのゲームチェンジャー的なコラボレーション環境です。3DEXPERIENCEプラットフォーム上には、現在、13のブランドアプリケーションがあります。今回はブランドアプリケーションのカテゴリを簡単に紹介します。 3DEXPERIENCEプラットフォームは、ダッソー·システムズが開発した、世界最大規模のビジネス エクスペリエンス プラットフォームです。コンパス(ブルーの円形のアイコン)は、このプラットフォームを象徴するもので、プラットフォーム上で連携する13のブランドアプリケーションが配置されています。そしてコンパスにおける東西南北それぞれのタイトルに象徴されるように、クライアントやユーザーに様々な権限と可能性を与えます。それでは各象限に
配車サービスとマイクロモビリティ事業を手がけるエストニア企業の「Bolt(ボルト)」は今年、欧州で急成長中の「15分以内の食料品デリバリー」に参入したが、2022年1月までにBolt Marketと呼ばれるそのサービスをスウェーデン、ポーランド、チェコ共和国に拡大する計画だ。 現在27歳のマーカス・ビリッグ(Markus Villig)が率いるボルトは、8月に投資家から6億ドルを調達し、タクシーやeスクーター、短期レンタカー、フードデリバリー、そして今回のファストコマースを含む「スーパーアプリ」として事業を再構築した。エストニアの首都タリンを拠点とする同社は、すでに欧州の7カ国で食料品のデリバリーを行っているが、2022年には東欧やスカンジナビアにも進出する予定だ。 ボルトは、チェコ共和国のRohlikや、トルコのGetir、ベルリンのGorillas、11月にドアダッシュに81億ドルで買
米アップルが完全自動運転に対応する電気自動車(EV)を早ければ2025年にも発売すると米ブルームバーグ通信が報じ、同社の株価が上昇した。21年11月18日の米国市場で前日終値に比べ3%高で取引を終えた。翌19日には前日比1.7%高の160.55ドルとなり、引き続き過去最高値を更新した(米CNBCの記事)。 人の操作不要の完全自律走行車に注力ブルームバーグによると、アップルの自動車開発チームは過去数年、自動運転について2つのアプローチを探究してきた。1つは、ハンドル操作と速度操作に焦点を絞った限定的な自動運転車。もう1つは人間による操作を一切必要としない完全自律走行車。 同社では、腕時計端末「Apple Watch」のソフトウエア担当幹部ケビン・リンチ氏が自動運転開発プロジェクトを統括することになったが、同氏指揮の下、技術者は後者のアプローチに集中して開発に取り組んでいるという。 アップルは
「富士電機 HP」より 世界的なパワー半導体の需要拡大もあり、富士電機に対する期待が高まっている。パワー半導体とは、電気の供給や制御をコントロールするために用いられる電子部品だ。世界全体での脱炭素の加速を背景に、同社の自動車向けパワー半導体需要が拡大している。それに加えて、ファクトリーオートメーション(FA)関連の分野でも同社の収益は増加基調だ。 今後、世界的なEVシフトの加速によって自動車に搭載される半導体が増え、パワー半導体分野で富士電機のビジネスチャンスは増えるだろう。同社経営陣はそうした展開を念頭に置いて車載半導体の供給拠点として重要性が高まるマレーシア工場の生産能力を強化する。それは同社の成長に欠かせない取り組みの一つだ。 ただ、富士電機全体の事業運営を見ていると、本来の強みが最大限に発揮しきれていないように見える。根本的な要因は、重電メーカーとしての経営風土だろう。今後、同社が
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